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マグロ大量死は複数要因 調査結果発表

新たに投入されたクロマグロと共に水槽で泳ぐ生き残ったクロマグロ(右の大きいマグロ)。黄色のテープはマグロが衝突しないように水槽に張られた=東京都江戸川区の葛西臨海水族園で2015年6月22日、後藤由耶撮影

 東京都立葛西臨海水族園(江戸川区)で展示されていたクロマグロなどが2014年12月以降に大量死した問題で、都は7日、死んだ原因は細菌などの感染や水槽の壁面への衝突、特定の個体の動きによるストレスといった複数の要因だったとする調査結果を発表した。

 調査結果では、一部の個体からウイルスや細菌が検出されたものの、感染力や毒性が強いものではなかったと分析。水槽に衝突して骨折した個体もおり、繁殖行動などで俊敏に泳ぐ個体の動きにストレスを受けた可能性もあるとした。

 また、水槽内の空気が飽和状態となり呼吸に支障が出る「ガス病」も確認され、複数の要因が影響したと結論づけた。

 都は問題発生後、遊泳を妨げる個体を隔離したり、水槽内の気体の濃度測定器を導入したりするなどの対策を講じた。【川畑さおり】

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