[PR]

 鹿児島県上空で通信が途絶えた航空自衛隊機U125(乗員6人)の捜索をしている防衛省は8日、U125とみられる機体の破片が多数散乱しているのを上空から午前6時半ごろ発見したと明らかにした。

 現場は、機影がレーダーから消えた高隈山系の一つ、御岳(1182メートル)から東約600メートルの斜面で、破片は約300メートル四方にわたっているという。

 周辺では7日、乗員とみられる4人を心肺停止状態で発見した。悪天候で同日夕に中断していた捜索活動を8日朝から約410人態勢で再開している。