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電撃文庫のカリスマ編集者が退職 新会社「ストレートエッジ」設立

新会社「ストレートエッジ」を設立した三木一馬さん

 人気ライトノベル「とある魔術の禁書目録(インデックス)」や「ソードアート・オンライン」「魔法科高校の劣等生」などの担当編集者として知られる「電撃文庫」編集長の三木一馬さんが3月31日付けでKADOKAWAを退職し、4月1日に新会社「ストレートエッジ」(東京都中野区)を設立したことが明らかになった。資本金は990万円で、取締役にKADOKAWAの鈴木一智・アスキー・メディアワークス事業局統括部長が名を連ねた。

 新会社では、クリエーターのマネジメント業務、出版物やキャラクターコンテンツ、アニメーションの企画、制作などを手掛ける。契約作家は、「禁書目録」の鎌池和馬さん、「ソードアート・オンライン」の川原礫さん、「魔法科高校の劣等生」の佐島勤さん、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」など。社名の「ストレートエッジ」は、「直定規」のことで、創作者の目印となれるように定規というガイドラインに沿って迷わずまっすぐと目的地へたどり着ける意味を込めた。三木さんは新会社の設立後も、外部の担当編集として、電撃文庫の作品作りにかかわる。

 三木さんは徳島県出身で、2000年に上智大理工学部を卒業後、旧メディアワークス(現KADOKAWA)に入社。01年に電撃文庫編集部に配属されると「灼眼のシャナ」を始め数多くの作品を担当。次々とヒットさせて売ったライトノベルの部数は6000万部を超えるなど、ライトノベル業界のカリスマ編集者として知られている。14年に電撃文庫の編集長に就任していた。

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