4月になり新入社員として働く方も多くいる中、残業などの労働環境に関する話題がSNS上では溢れています。そんな中、「ゆるふわ陸士☆埼玉」さんも、自分の労働環境についてTwitterに投稿。その内容に驚きの声が上がっています。
新卒当時を回想
最初の一年の意味の分からない忙しさを振り返る。
その後「ここで1年前の私のツイートを見てみましょう」と1年前の落書きを投稿。
時給計算をして愕然とする
これ、やっちゃイケナイやつです…。
さらに不思議な勤務時間表…
当時1万9000以上RTされた衝撃のツイート。
80時間以上の残業が、不思議な力によって11時間になるという恐ろしい内容でした。
■しかし、これが劇的に変わる!
労働基準監督署とは、劣悪な条件での労働やサービス残業など、労働基準法が著しく守られていない会社を監視・指導するための公的機関、つまりは労働法に関する事柄を扱う警察みたいなもの、と考えるとイメージしやすいでしょうか。
この労働基準監督署の監督官は司法警察官の権限を持っていて、法律違反と判断した場合には是正のための指導や調査、悪質な場合は強制捜査や逮捕のを行うことも可能です。
処罰や強制的な措置を取る権限はありませんが、例えば残業代の支払いを強制するというような場合は、監督署を通して最終的に裁判所の権限で行う事も可能です
棒の被害にあったら警察。火事が起きたら消防署。労働法違反についての相談なら労働基準監督署…というくらいの場所です。
この労働基準監督署が介入した後どうなったのか…。
■この変化に驚きの声
こんなに変わる!?
すごい変わりようです。
上からの命令は絶対
確かにその通り。
介入を望む声も
介入後、タイムカードを廃止するパターンも有る
そんな事があるんですね…
疑いの目も
疑心暗鬼状態。
本当に退勤してるの?
どうやらちゃんと退勤されているようです。
■ただ、なかなか介入まで至るのは難しい
だれが証拠を集めて行動するか…
場合によっては会社に居づらくなるケースもあると考えれば難しい問題です。
労働条件(待遇)改善のための交渉や法律上の判断が微妙な争いなどに関しては当事者間の交渉によって決めなければならない問題ですから、多少の相談に乗ってくれることはあっても直接手を貸してはくれません。この点については警察署が事件が起こるまで具体的な行動を起こせない、個人的な争い(民事事件)に関して介入出来ない事と似ているかもしれません。
具体的な行動を起こして動いてもらいたいと望むのであれば、法律違反をはっきり示せる証拠を集めて、何を要求したいのかを明確にしておく必要があるでしょう
もちろん、全ての待遇改善を無条件で行ってくれるわけではなく、ある程度証拠を集めて相談する必要があるようです。上のツイートの方が言っているように、誰が心を決めて行動を起こすかというのは難しい問題ですね。
何れにせよ、労働基準監督署の介入が実現すればこれだけ労働環境が改善するという前例があるのは心強いですね。
この記事を書いたユーザー
福井生まれ関東在住のアラサー♂。1男の父親でもあります。エンタメ関連や普段の生活に使えそうな事など、身近な話題を中心に、明るく楽しい気持ちになることが出来る話題を発信していければと思います。よろしくお願いします。