こんにちは!鹿とか鰐とか熊のお肉とかけっこう好きなヒトリジョーシスの暗黒卿こと @sys_nakamura です。なんだか久しぶりに風変わりなものを食べたくなったので高田馬場にあるジビエのお店に行ってきました。今回は飲んだものと食べたものの紹介を記事にします。
米とサーカス
高田馬場駅の早稲田口を出てわかりづらい細道を (一軒め酒場とかある細道) 少し歩いて行くとお店があります。「熊出没注意」とか書いてあるので店前までいけばすぐにわかるはずです。ここはジビエのお店で高田馬場の店舗は一回しか行ったことがありませんが、表参道で以前に期間限定で OPEN していた 246common というフードコート内に常設されていた表参道店には何度か行ったことがありました。
店内
これから鹿だのラクダだのヤモリだの食べるようには思えないくらい、個性的な和のテイストを上手く取り入れたオシャレな感じの空間です。内装の色使いとか本当に好きです。若い人にもウケがよさそうです。
とはいっても、やはりこれから獣肉を食べるんだなぁと実感が湧くのはこういうの。
食べたもの
本当に風変わりなメニューがたくさんあります。日常生活ではまず食べることがないようなものをいくつか口にしたので、さっそく食べたものと飲んだものを紹介したいと思います。
梅水晶
もちろん、これはジビエでもなんでもありません。サメの軟骨ですね。私はこれが好きで置いてある店ではほぼ必ず注文します。一番最初に食べてハマったのは吉祥寺の沖縄料理店でしたが、現在はけっこう置いてあるお店も増えてきていますね。最高の酒のアテ。
煮込み
これも特に変わったお肉を使っている煮込みではなく普通に牛の煮込みです。この時点でまだ特殊なお肉 (獣肉) を食べるには時期尚早とみてまずは普通にお腹を膨らませていきます。ちなみに煮込みの味はとても Good です!酒が少し入ったタイミングをみてから獣肉はお腹に入れたい。
バクダン
ビール党な私ですが、今回は乾杯ビールをしてすぐに違うお酒へ!このお店、ご飯だけではなくドリンクメニューもクラシックな感じなお酒とかが豊富です。これは赤玉ポートワインをラムネで割っているお酒です。サッパリした甘さで普通に飲みやすいですし美味しいです。
鹿ハンバーグ
今回最初にチョイスしたジビエのお料理は「鹿肉」を使ったハンバーグです。でも見てくれも味も全く鹿という感じはせず、むしろ私は牛肉のハンバーグより好きなんじゃないかと思います。鹿ハンバーグは以前からお気に入りです。普通に激ウマです。ちなみに鹿肉は牛肉よりも高タンパクでカロリーは牛肉の 1/3 程度という超ヘルシーなお肉です。
強烈! - 干しムツゴロウの炙り
今回最初の関門です。私は注文する時点ではムツゴロウの姿形を忘れていたのですが、なんとなくやばそうです。実際に料理がくるまでにグーグル先生にムツゴロウの姿形を聞いてみました。これはやばい…。やばすぎます。
そして…でてきました。ミイラ状態なので原型は留めていないけど、なんとなく顔は元々↑のような感じだったことがわかる状態で、いざ食べるとなるとけっこうきつかったのですが意を決して頭からかぶり付いてみました。けっこう硬くて味は普通に魚の骨せんべいみたいな味でおつまみとしては秀逸なお味です。
金魚トマト
焼酎に唐辛子を入れて飲む通称「金魚」と呼ばれるお酒があります。これはその金魚のトマトジュース割バージョン。私はトマトジュース割大好きなんです。辛いお酒のはずなんですが、私の舌は辛さに対してかなり麻痺しているのでほとんど辛味は感じませんでした。飲みやすい!
ラクダ肉のとん平焼き
ラクダ肉ってはじめて食べました。 (そもそもラクダの肉って食用とかあるんですね) 改めて思ったのは全世界を見渡せば食用になっていない動物・魚・虫はきっといないだろうなということです。人間って本当になんでも食べるし食べられるんですね。ちなみに姿形も普通にとん平焼きでしたし、味わいも肉に少し弾力があって普通に美味しかったし肉の質感が健康そうな雰囲気を醸し出していました。
かっぱ酎
少し金魚みたいな感じのお酒ですが「かっぱ酎」とは焼酎にきゅうりが入っているお酒のことです。焼酎の味しかしないかとおもいきや、けっこうきゅうりの自己主張激しめで少しメロンのような味わいを感じさせなくもありません。夏とかに飲んだらさらに美味しそうなお酒です。
メインイベント
基本的にどのお料理も本当に全て美味しいです。見てくれの部分で言えば唯一の関門として「ムツゴロウ」がいましたが、勇気をだして噛み砕いてみると味はむしろ珍味です。癖になる味をしていました。
しかし、今回のミッションはもっとゲテモノ感がハンパない「姿揚げ」風のものを食べて帰るというものだったので、最後に頼んだのは「ヤモリの姿揚げ」でした。きっと小さいニホンヤモリの姿揚げが出てくると信じて疑わずに待ちました。
ヤモリの姿揚げの正体はトゥッケイ
出てきたのはニホンヤモリのような可愛らしいサイズ感のヤモリではありません。。普通に小さい怪獣がでてきた感じです。「え?ヤモリってこんなに大きいの?」という感じでしたが、出てきたヤモリは「トゥッケイ」というタイに生息していて食用になっているヤモリです。 ※トゥッケイを見たい人はググッてくださいね(笑)
いやいや、これは目が合うと本当にヤバイです。食べる勇気が一気になくなります。それでも食べないとネタ的には全く美味しくないので、ムツゴロウ同様に胃を決して頭からかぶりつきます。 (↓みたいな感じで目があっちゃうんです。。)
頭は相当硬いです。そして口に入れる前によく見ると斑点みたいなのがあってかなりきつい。。しかも、口に入れて咀嚼していると硬さの中に微妙な皮膚の柔らかさがあるんです。うううぅ〜なんともいえない。でも、味自体は悪くない。
なんとかヤモリの姿揚げも食して今回最大のミッションであるゲテモノ感がハンパない食べ物を食べるというミッションも果たすことができました。
ちなみにこんなふうに売られているんですね。
まとめ
なかなかお姿がすさまじい料理もありますし、生まれてこのかた一度も口にしたことないようなお肉も多いお店ですが、料理の味は本当にとても良いです。そして空間もおしゃれな感じで良いです。今回のヤモリインパクトがなかなかディープインパクトな感じでしたが、これに懲りずに次回はウーパールーパーとかにもチャレンジしたいとちょっと思ったりもしています。
しかしこの記事、タイトルに【閲覧注意】入れておいたほうがよかったですかね?(笑)
それでは!
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