2016年3月29日火曜日

京都桜 大雲山 龍安寺 方丈庭園だけでなく池泉回遊庭園も必見

大雲山 龍安寺といえば、方丈庭園の石庭がとても有名かと思います。

幅 25 メートル、奥行 10 メートルほどの土塀に囲まれた長方形の空間に白砂を敷き詰め、東から5個、2個、3個、2個、3個の合わせて15個の石が配置されています。

15個の石が配置されているのですが、どの位置から見ても、必ず14個の石しか見えないように配置されているというトリッキーな配置でも有名です。

山門をくぐると、左手に鏡容池が見えてきます。
この池の反対側には何となく桜が咲いているのが見えてきます。

大雲山 龍安寺 鏡容池

更に進んでいくと、龍安寺垣と呼ばれる竹垣で仕切られた参道が続いています。
このまま真っ直ぐ方丈庭園に向かってはいけません。
右手の駐車場っぽいところにも見どころがあります。



かなり手当のあともあるので、適当に咲いているわけではなさそうです。
駐車場でなければ、名のある枝垂れ桜になりそうです。


方丈庭園(石庭)の桜は土塀の後ろから覆いかぶさるように咲く枝垂れ桜です。
春には桜、秋には紅葉と本当に土塀の外も計算高く設計されているように感じます。


方丈庭園を見た後はそのまま出口に向かうのではなく、奥の鏡容池の周りに広がる池泉回遊庭園も見逃してはなりません。
庭園内には散策路を覆いつくすほどの枝ぶりの桜もあります。


庭園は広いだけあって、桜も大木のものが多く見られます。



染井吉野以外にも京都に多く見られる紅しだれの桜も見られます。
染井吉野に比べて、多少紅しだれの見ごろは遅い感じがします。


鏡容池の周りも桜ばかりだけでなく、バランスよく常緑樹も配置されています。
また、水面に綺麗に桜が映るように配置されている感じがします。



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珠玉の空間

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