ムービー内では、俳優・村上虹郎さん演じる主人公と、その父親役としてヒップホップグループ・RHYMESTER(ライムスター)のメンバーであるMummy-Dさんが登場。
留学という新たな1歩を踏み出す決意をする息子と、それを後押しする父親との、ラップを通した本音の交流が描かれている。
Mummy-Dが親子のアツいラップの対話を全編書き下ろし
村上虹郎さん演じる主人公のケンジは、町工場を経営する父親を持つ高校3年生。父親からの勧めで1度は地元の大学への進学を決意したものの、建築家になるためにニューヨークへ留学するという夢を諦めきれず、大学受験前日、父親にその思いを打ち明ける。
息子に町工場を継いで欲しいとは思いつつも、同じ苦労はさせたくないという気持ちもあわせ持つ父親。
一方、息子もそんな父親の気持ちを察していたが、やはり自分なりの挑戦をしてみたいという思いを捨てきれずにいた。
そんな2人が、Mummy-Dさんが全編書き下ろしたラップを通して心の対話を交わす。
「俺の夢は いつかNYで建築家になりたい NYで建築科 目指したいんだ」と、拙いながらもラップで留学への意気込みを伝えるケンジ。
目をうるませながらその思いを伝える彼の顔は、何とも凛々しい。
そんなケンジの思いに負けじと、Mummy-Dさんは「俺がいつ言った? この工場継いで欲しいと?」「そりゃもちろん継いでくれたら嬉しいさ でも だからこそお前はお前でいて欲しいんだ」と、真意を伝える。
Mummy-Dさんのような父親に「俺は誇りに思ってる 俺の来た道 お前の行く道を」という、アツいリリックをぶつけられたら、誰もが心揺さぶられること間違いなしだろう。
こうして本音でぶつかり合うことで、2人は次第にお互いの気持ちを理解しあっていく。
本作の出演にあたって、Mummy-Dさんからのコメントが寄せられている。
Webムービー「Dear Father」は、7月31日(金)まで公開予定。Mummy-Dさんによる書き下ろしリリックは、文部科学省のリリースページにて全編公開されている。親子が『ラップ』という形式を取って互いの本音をやり取りし合うというシナリオを見せていただき、
ラップを本職とする身と して、これは絶対カッコイイものになる、いや、しないとマズイと思い、一念発起しました。
また私生活でも二児の父親であ り、若い世代を応援したいという気持ちもありました。
父親の佇まいは自然と出ると思っていたので、全然役作りはしてないです。
それよりも、息子のラップ部分の作詞をする上で、不安や迷いの多かった 10 代の頃の自分を思い出しながら書きました。
息子役の村上虹郎くんと親子に見えるかな と心配でしたが、大丈夫だったようです。
虹郎くんが初挑戦のラップをフレッシュにキメてくれて安心しました。
はじめから天職などありません。廻り道をしたとしても、無駄になることは一つもありません。
迷ってばかりいるより、とに かく一歩踏み出してみることが大事だと思います!トビタテ!!! Mummy-Dさんコメント(4月7日(木)更新 RHYMESTER オフィシャルブログ「starplayers」「トビタテ!留学JAPAN」WebムービーにMummy-D!より引用)
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