蹴球探訪
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(3月16日)
【プロ野球】クールなエースが吠えた!! G菅野が虎退治の今季初完封2016年4月7日 紙面から
◇巨人3−0阪神巨人の菅野は球威で押し、今季初完封を無四球で飾った。尻上がりに好投し、4回以降は二塁を踏ませなかった。打線は4回に村田の右前打で先制し、5回には立岡の適時打などで2得点。阪神は今季初の零敗で連勝が3で止まった。 巨人・菅野がほえた。9回2死、鳥谷をスライダーで空振り三振に仕留め、思わず手をたたいてガッツポーズ。昨年7月5日の中日戦(ナゴヤドーム)以来の完封勝利で今季2勝目を挙げた。 「最高の気分です」。普段はクールなエースがお立ち台で声を弾ませた。報道陣に囲まれガッツポーズについて聞かれた時は、照れたような顔をした。 「(完封は)そんなにたくさんできるものじゃないですからね」。プロ4年目にして、レギュラーシーズンでは実は東京ドーム初完封。その喜びを素直に表した。 今季初となる伝統の一戦での登板。3回まではピンチの連続だったが、4回以降は内野安打1本のみ。いつも以上に気合が入っていた。 お立ち台で「昨日の試合を見て、ほんとに悔しかった。これ以上、。好きにやらせたくない気持ちでした」。足でかき回された前日の嫌な流れを変えようと、燃えていた気持ちを明かした。相手を刺激してはいけないと思ったのか、すぐに「タイガースもすごくいいチームですけど」と付け加えたが、「まだまだ試合は続く。相手に嫌な印象を与えられたらと思っていた」と本音をのぞかせた。そんな思いが、無四球、8奪三振の快投につながった。 高橋監督も「良いピッチング。素晴らしいピッチングでしたね」と笑顔で褒めちぎった。2試合続けて中5日の登板。「影響も特にないと思いましたし、球数も問題ない。流れを変えてくれましたね」とたたえた。 7日は高卒3年目の平良が初先発。「2連敗のプレッシャーを与えるわけにはいかない」という菅野が、先輩としての意地も示して、首位をガッチリ守った。 (園田佳子) PR情報
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