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2016年3月に視聴者から寄せられた意見
http://www.bpo.gr.jp/?p=8586
報道編
コメンテーターとして出演していた人物が、経歴・学歴を詐称していることが明らかになった。視聴者はその経歴を踏まえて彼の発言を信用していたのだ。放送局は採用する前に、"自称情報"だけではなく、きちんと確認をするべきだ。
番組司会者が、経歴詐称疑惑を報じられたコメンテーターが番組を降板することになったことについて、「信じられない思い。残念でならない」などと述べたが、そもそも彼に対する検証が欠けていたのではないか。テレビが作り上げた彼の価値を信じ、講演を依頼した主催者など被害を受けた人もいるだろう。
自民党大会で「選挙のために何でもする勢力に負けるわけにはいかない」と述べた首相発言を、"首相が選挙のためだったら何でもする"かのように要約したテロップが表示されていた。発言の意味が逆に伝わることになる。単純ミスだったとしたら、チェック体制がずさんだったのではないか。
表現や報道、思想の自由への侵害となる総務大臣の"電波停止の可能性"発言に対し、テレビ局が反論せずに受け流してしまうことを危惧していたが、テレビキャスターらが抗議声明を出したので安心した。大臣の発言は、戦前のような政府によるメディア規制に繋がりかねないからだ。全てのテレビ局で抗議声明を報道するとともに、発言の問題点を追及すべきだ。また、マスメディアの上層部が首相と会食をすることがあるようだが、政府との癒着に繋がるおそれがあり許しがたい。
総務大臣の"電波停止の可能性"発言に関連して、誰が放送の公平性を判断するのかという疑問を呈しながら、政府側から判断されるのは危険だとか、報道が萎縮する、といった意見だけを紹介した。報道する側の都合やスポンサーの意向によって内容が偏る危険性に触れていなかった。民意が動かされかねないほど、メディアの力は強大だ。政府が慎重であるべきであるのと同様に、メディア側も慎重でなければならないのに、自省の姿勢が見られず不誠実だと感じた。
15歳の少年が通行人を刺したニュースで、「人を襲えば警官が銃で撃ってくれると思った」「発泡スチロールにスーと入るように刺せた」などの供述内容を報じていたが、前段だけで少年の心の闇を伝えられただろう。刺す際の供述は生々し過ぎている。刺すことに興味を持つ人間が出てくるかもしれない。供述内容を全て報道すべきなのだろうか。
覚せい剤取締法違反で逮捕された元プロ野球選手の過熱報道には辟易する。保釈されたところならまだしも、入院先の病院にまで車を追いかけ、空撮までし続ける必要はあるのか。一般の患者にも迷惑がかかる。薬物はいけないと伝えたいのだろうが、追いかけ回すのではなく、問題提起をする方法は外にもあるはずだ。
覚せい剤取締法違反で逮捕された元プロ野球選手の報道で、注射器や覚せい剤の使用器具、薬剤らしき結晶、さらには、ダミーとはいえ注射を打つ映像などを頻繁に目にする。かつての常習者が薬を思い出すなど、悪い影響を受けないか心配だ。家族としても、映像が流れてもあからさまにチャンネルを替えるわけにもいかないだろう。このような映像は自粛してもらいたい。
ヒトラーのナチスドイツとワイマール憲法の「国家緊急権」について特集していた。一方で、自民党の憲法改正案にある「緊急事態条項」について言及し、研究者がフランスやドイツの「緊急事態条項」について解説していた。この中でキャスターが、「日本にヒトラーのような人間が出てくるとは思えないが、将来は分からない」という趣旨のことを述べたが、イメージ操作ではないか。ナチスの話などではなく、多くの先進国で定められている同条項をもっと詳しく説明すべきだ。
酒気帯び運転の車がタクシーに衝突し、タクシー運転手が死亡した事故を取り上げた際、他のタクシーの車載カメラが捉えた激突の瞬間映像を繰り返して映した。姿こそ映らないが、運転手が即死する瞬間だ。見ていて、いたまれない気持ちになった。亡くなった方の家族がこのことを知ったなら、どう感じるだろうか。
「女子中学生誘拐・監禁事件」の詳細を解説していたが、「少女がネットを見ていた」「公衆電話で助けを呼んだ」などの情報を伝えていた。一般市民には犯罪防止になる情報だが、犯罪者に犯行のための知識を与えているように感じた。外部と連絡できるものを被害者に与えないようにすることを教えるようなものだ。今後、テレビで事件の全容を事細かく報道すると、被害者が生還する可能性が低くなることも考えられるので留意すべきだ。
その他編
健康食品などのネットワーク販売会社が、消費者庁から一部業務停止命令を受けたことを取り上げた中で、マルチ商法は詐欺であるかのように伝えていた。一部の人が間違った勧誘をしていたかもしれないが、全ての会員が違反をしているわけではない。商品に欠陥があると誤解させるような言い方もあったと感じた。
「疲れを取るために細胞内のミトコンドリアを増やす方法」の一つとして水素水が紹介された。一般に水素水として売られているものは食品であり、効能について科学的根拠は明白でない。視聴者を誤解させるおそれがあり、問題があるのではないか。
プロ野球の国際親善試合を見た。ところが、試合が佳境に入ったところで放送終了が告げられ、引き続きBSか、深夜のスポーツニュースで結果を見るように、との案内があった。私はBS契約をしていないので見ることはできない。中途半端な放送はしないでもらいたい。
"大人のひきこもり"を特集した中で、民間の自立支援団体の職員の男性が、40代の男性の部屋のドアを壊してまで説得しようとしていた。その職員は、他にも引きこもった人に罵声を浴びせ、施設に入れさせていた。様々な葛藤を抱えている当事者の気持ちを踏みにじるような対応を行う団体のことを取り上げていたのでがっかりした。私は支援者の一人だが、当事者への人権侵害ともとれる内容の放送は許せない。
"大人のひきこもり"の問題で、ある支援団体を取り上げ、ひきこもり当事者に対して罵声を浴びせたり、ドアを壊して説得したりする場面が放送された。親からの依頼があったとしても、これは暴力的なやり方であり「支援」ではない。私自身、ひきこもりの経験があり、不登校・ひきこもりに関わる活動をしているが、放送を見て怒りを感じた。違法スレスレの取り組みをするような団体を取り上げたことに抗議したい。
テロップに「号泣」という文字が出ていた。それを見て、小学生の子どもが辞書を片手に「意味が違うのでは?」と言った。賭博をした野球選手が涙目にはなっていたが、「号泣」とは程遠い。いい加減な言葉遣いは如何なものか。
CM編
「通販番組」が多過ぎる。特に衛星放送はどのチャンネルに替えても「通販、通販」だ。地上波の通常番組も、最近は各局ともあまり変わらずつまらない。ますますテレビ離れが加速していくのではないか。
テレビで頻繁に健康食品のCMが流れ、"愛用者"と称する有名人や一般人が商品を絶賛している。そして画面の片隅に「個人の感想であり、効果や効能を示すものではない」との小さな文字が出る。効果も効能も示すことができないとすると、そのCMは商品の何をPRしたいのか。
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