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山尾氏「秘書が」地球5周分ガソリン代問題で苦しい釈明

多額のガソリン代支出 記者会見する山尾政調会長
事務所経費などを巡り、記者会見する民進党の山尾政調会長
Photo By 共同 

 「週刊新潮」の報道で1年間に“地球5周分”にあたるガソリン代を政治資金収支報告書に記載していたことが明らかになった民進党の山尾志桜里政調会長が6日、国会内での定例会見で、事務所経費として2012年にガソリン代計約429万円を支出していたことを明らかにした。自身の疑惑を否定し「事務所を辞めた公設秘書の在籍時期に多額の支出があった。この秘書に疑問を持っている」と述べ、「不自然な支出に気付けなかった。二度と起きないようしっかりやっていきたい」と陳謝。元公設秘書とは現在、連絡が取れないといい、今後、弁護士を通じて支出内容を精査し、不正が確認されれば法的措置も検討するとしている。政調会長の職務は「国民の期待に応えたい」と辞任しない意向を示した。

 山尾氏によると、元秘書は先輩議員の紹介で事務所に入り、11年3月から12年7月まで在籍。この間、1カ月の事務所のガソリン代が30万円を超えたことが何度もあり、同じ日付のレシートが複数枚提出されていたこともあったという。週刊新潮によると、山尾氏が代表を務める政党支部の政治資金収支報告書は、“地球5周分”にあたる約230万円のガソリン代を記載。この日、明らかになった事務所経費のガソリン代が約429万円となれば、報告書よりも200万円分が多かったことになる。

 山尾氏の事務所では、レシートと引き換えに代金を精算しており、関係者以外の支払いによるレシートが含まれていた可能性もあるとしている。

 また、自身の資金管理団体「桜友会」と、政党支部の12年分の政治資金収支報告書を相次いで訂正したことについては「事務処理の誤りだった。監督が至らず申し訳ない」とした。2つの収支報告書はすでに訂正を済ませており「手違いであり、何か意図があったわけではない」と弁明した。

 山尾氏は元検事。今年2月の衆院予算委員会で子供が保育園に入れないと憤った匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね」を取り上げたことで注目され、当選2回ながら民進党の初代政調会長に抜てきされた。

 山尾氏の「政治とカネ」疑惑は、先月31日発売の「週刊新潮」で報じられた。政党支部の収支報告書について、12年のガソリン代が230万円分と記載されていたと指摘。当時のハイオクガソリン価格1リットル160円、燃費1リットル15キロとして計算すると、1年間で約21万キロ走ったことになり「地球5周分」に相当するとした。同年には寄付金をめぐり、桜友会と政党支部の間で入出金の「不自然な不一致」があったとした。このほか、同誌は「政治活動と見なしうる」のに収支報告書に記載されていない塾活動や、公職選挙法で規制されている支援者らへのメールの送受信に関わる疑惑を報じた。 

 ≪菅官房長官「コメント控える」≫菅義偉官房長官は記者会見で、山尾氏が関連団体の政治資金収支報告書を訂正したことについて論評を避けた。「議員個人の政治資金に関することは政府としてコメントするのは控えたい」と述べた。同時に、安倍晋三首相や菅氏が多額のガソリン代を関連団体の政治資金収支報告書に計上していると夕刊紙などが取り上げている点には「法手続きに基づいて(報告を)しっかりと行っている」と強調した。

[ 2016年4月7日 05:30 ]

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