「暴力的な円高」日商の三村会頭が警戒感
外国為替市場で円高が進んでいることについて、日本商工会議所の三村会頭は7日の記者会見で、「暴力的な円高だ」などと述べ、今の円高は急激で、今後、中小企業の経営者の心理にも悪影響を及ぼしかねないと警戒感を示しました。
この中で三村会頭は、7日の東京外国為替市場で円相場がおよそ1年5か月ぶりに1ドル=108円台まで値上がりするなど、急激に円高が進んでいることについて、「われわれの調査では中小企業が想定している為替水準は1ドル=110円から115円で、今の水準はおおむねこの範囲には入っている」と述べ、今の円高水準自体が直ちに中小企業の経営に打撃を与えるわけではないという認識を示しました。
そのうえで、三村会頭は「問題は、短期間に理由も分からずに円高が進んでいることだ。経済の実態に合わせて緩やかに変化するならば経営者も準備できるが、これは暴力的な円高だ」と述べ、今の円高方向への動きは急激で、今後、中小企業の経営者の心理にも悪影響を及ぼしかねないと警戒感を示しました。
そのうえで、三村会頭は「問題は、短期間に理由も分からずに円高が進んでいることだ。経済の実態に合わせて緩やかに変化するならば経営者も準備できるが、これは暴力的な円高だ」と述べ、今の円高方向への動きは急激で、今後、中小企業の経営者の心理にも悪影響を及ぼしかねないと警戒感を示しました。