皇居勤労奉仕の最終日は、赤坂御用地での清掃活動でした。
寒さは残っていたものの天気には恵まれ、絶好の作業日和!
体調が気がかりな団員もいましたが、全員揃って奉仕活動最終日を迎えられて一安心でした。
赤坂御用地とは?
皇族方がお住まいの御所・宮邸、春秋の園遊会で知られる赤坂御苑がある場所です。
一般開放されていないため、民間人が立ち入りできる機会は非常に限られています。
勤労奉仕を受け入れ、作業をさせて頂けることに感謝です。
また、スケジュール次第では、皇太子殿下のご会釈を賜わる機会があるそうです。
今回はご一家お揃いで長野に行かれているということで、残念ながらお目にかかることはできませんでした。
まずは赤坂御苑を見学
宮内庁職員の先導で、赤坂御苑を見学させて頂きました。
園遊会での招待者の立ち位置や、皇族方が歩かれる道順
両陛下のご負担を考慮してルートは随時変更されていること
などなど。
宮内庁職員ならではの視点で、報道では伝えられない貴重なこぼれ話をお話して下さいましたよ。
また、団体別に写真撮影も行われました。
後方には桜が。
3月25日時点では咲き始めでした。春はもうすぐそこに!
東宮御所の庭園での奉仕活動!
皇太子殿下ご一家のお住まいである「東宮御所」。
その庭園での奉仕活動をさせて頂きました。
ご一家がお留守の時のみ立ち入りが許されるからこそ、実現した貴重な機会です。
この庭園をご一家お揃いでお散歩をされる姿をイメージしていると、作業にも身が入ります!
外でゴミ拾いをすることはあっても、鎌を使って庭の手入れをするのはどれぐらいぶりだろう?
おそらく子どもが成人するぐらいの年数は経っているだろうか。
そのせいか最初はぎこちない手つきでしたが、次第に慣れて楽しめるように!
草むしり、砂利ならし…
なんせ広いのでそれなりのボリュームがありましたが、大人数でやるのでとてもスムーズ!
みるみるきれいになっていきました。
おわりに
15時30分、すべての奉仕活動が無事に終わりました。
充実感と達成感、そして少しばかりの寂しさが交差している状態。
「皆さんが無事に家に帰るまでが皇居勤労奉仕です。」
「機会がありましたら、ぜひまたいらしてください。」
宮内庁職員から温かいお言葉を頂きました。
清掃作業自体は終わりましたが、翌日福岡に戻るまではまだ皇居勤労奉仕という名の旅の途中です。
解散後はホテルに戻って小休止を取った後、私たち「全九州皇居清掃奉仕団」の解散式へ。
4日間の勤労奉仕を振り返りながら、食べて飲んで語り合いました。
