大学受験する先輩の為に在校生が神に祈っている。
だが大学を出ても公務員かサムソンに就職しないと、勝ち組ではない。
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引用:http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/images/20131204/frn1312041552005-l1.jpg


韓国で若者の失業率がグングン上昇し、3人に1人以上が失業状態とされています。

若者にとっての勝ち組は公務員で、次にサムソン、現代グループなどだという。


若者の3人に1人以上が失業

韓国は輸出依存をウォン高が直撃して、日本以上の不況に見舞われています。

2015年には「ヘルコリア」という韓国を卑下する言葉が流行語になりました。

2015年末の失業率は3.2%だったが、若年層の失業率は9.2%と高かった。
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2016年2月の調査では15-29歳の失業率が12.5%に達しました。

就職を諦めた人やニートになっている人、正社員希望だがパートをしている人は、失業者にカウントされない。

従って日本も同じですが、実際の失業者は失業率の数倍は存在するでしょう。


有力メディアの聯合ニュースは、韓国政府の失業統計は、国際基準の3分の1になるという記事を掲載した。

就職を希望する学生、パートからフルタイムへの転職希望、就職を諦めた高齢者を数えていないという。

この説では韓国全体の失業率は12%で若年失業率はなんと40%近くに達する。


韓国は労働者の権利が低い国として、世界で100番目程度だとも指摘されています。

すぐに解雇され組合活動も保証されていないと指摘されている。

若者の3人に一人が失業中というのは、確かに「ヘルコリア」なのかも知れない。



サムソンか公務員か

韓国の景気がまだ良かった頃でも、韓国の就職活動には「サムソンとサムソン以外」の2つしか無いとされていました。

サムソンと他の企業の給与や待遇の差が、あまりにも圧倒的で、貴族と平民くらいの格差があったようです。

面白い逸話があってサムソンの社員が夜の街に繰り出して「俺はサムソンだぞ!」と言うととてもモテたそうです。


バブル期の日本では会社からタクシーチケットを貰って、週末は会社の経費で豪遊するのが流行ったが、少し前のサムソンがそうだったらしい。

だが今はサムソンのスマホ「ギャラクシー」が売れ行き不振で、中国や日本では見かけなくなりました。

まだ黒字経営を続けていますが、稼ぎ頭を失って、将来が不安視され、社員のリストラも起きるでしょう。


サムソンに代わって人気職業になったのが「公務員」で、公務員か公務員以外かの2極化になっています。

なにしろ公務員はリストラがないし、安定しているので不況には断然強いのが魅力です。

公務員への就職試験は過熱を極め、人生を決める最大のイベントになっている。


2016年の公務員試験には韓国全土から応募が殺到し、22万人が応募した。

因みに2015年の韓国の新生児出生数は43万8700人だったので、どれだけ多いか分かるだろう。

韓国の公務員試験は1級から9級に別れ、5級以上がキャリア、6級以下が一般の公務員になっている。


考試と呼ばれる受験のための予備校の部屋
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引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20121125/20/sincerelee/e1/6d/j/o0603072812302819700.jpg



人生の勝ち組とは

一番下の9級に合格しても出世は望めないが採用人数が一番多いので、応募者も最も多い。

募集人数は合計で4120人なので平均競争率は約50倍だが、上に行くほど競争率が高いようです。

サムソンの採用試験は平均20倍台なので、圧倒的な公務員人気が分かる。


受験するのは新卒だけではなく、30代や40代になって何度も受験している人が多い。

その為の予備校が繁盛しているが、月5万円ほど払って1畳ほどの部屋に住み込んで勉強に集中する。

受験者が増えたので振るいに掛けるため、筆記試験以外に演説や英語試験を導入しようとしている。


名門大学に入って多くの資格を取り、外国語を学んで、日本や米国に短期留学し、予備校に通って受験する。

それでやっと下っ端公務員に採用され、人生の勝ち組とされ、親は安心する。

それなら日本やアメリカで就職できないか、と考える学生が増えるのも、無理からぬ事でしょう。

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