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G7外相会合、声明に核軍縮要請

 10、11日に広島市で開かれる主要7カ国(G7)外相会合に向け、秋葉忠利・前広島市長ら原水爆禁止広島県協議会(広島県原水禁)のメンバーが5日、広島市の岸田文雄外相の事務所を訪れ、外相会合の声明に、被爆地広島で核軍縮への取り組みを誓うとのメッセージを盛り込むよう求める要請書を提出した。

     秋葉前市長は、広島県原水禁の代表委員を務める。県原水禁は「外相らにとって被爆地を初めて訪問するインパクトは大きく、会合が『核廃絶に向けての一大転換点』になり得る」と強調。広島が地元の岸田外相が声明の作成を主導し、「ヒロシマの心」を代弁することを期待している。

     要請書によると、声明に盛り込むよう求めた具体的内容は▽被爆の実相や被爆者の証言に触れ、核兵器による悲劇を二度と起こしてはならないと決意を新たにした▽核軍縮に向けた交渉を義務付けた核不拡散条約第6条を誠実に遵守(じゅんしゅ)すると誓う−−の二つ。【竹内麻子】

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