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トヨタとマイクロソフト新事業
04月05日 09時58分
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トヨタ自動車は、アメリカの大手IT企業、マイクロソフトと共同で、車1台1台の走行状況といったいわゆる「ビッグデータ」を収集して渋滞情報の配信などに活用する新たな事業を日本とアメリカで始めることになりました。
発表によりますと、トヨタは提携関係にあるマイクロソフトと共同で新しい会社をアメリカ・テキサス州に日本円で約6億円を投じて設立しました。
この会社では、日本やアメリカを走るトヨタの車のうち利用者に承諾を得た1台1台から交通状況や路面の状態、それに、ドライバーの運転パターンなどの膨大な情報=ビッグデータを収集します。
そして、渋滞情報をリアルタイムで多くのドライバーに配信するほか、ドライバーの運転の仕方に応じた自動車保険料の算出などに活用する計画です。
トヨタは今回の新会社の事業を通じて注目が高まるビッグデータの分野でのサービスを強化するとともに、自動運転の実用化に欠かせない人工知能技術などへの応用も目指すとしています。
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