東京円相場 1ドル=109円台に

7日の東京外国為替市場は、アメリカが追加の利上げに慎重だという受け止めが改めて広がっていることからドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は1ドル=109円台まで値上がりしています。
市場関係者は「アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会が6日に公表した先月の金融政策を決める会合の議事録で、追加の利上げに慎重な意見が優勢だったことからドルを売る動きが強まり、ニューヨーク市場では一時、1ドル=109円台前半まで円高ドル安が進んだ。東京市場でもその流れを引き継いでいる」と話しています。
東京外国為替市場で円が1ドル=109円台まで値上がりしていることについて財務省幹部は7日午前、記者団に対し、「偏った動きだ。場合によっては必要な措置をとる」と述べました。