石黒正数は「それでも町は廻っている」が代表作の漫画家である。
普通のキャラクターたちの生活をコミカルに描く日常系の作品が持ち味である。
そんな石黒正数のおすすめ作品をまとめてみた。
石黒正数おすすめ漫画一覧
それでも町は廻っている
人情あふれる丸子商店に存在するメイド喫茶「シーサイド」。
ありふれた町のちょっとおかしなメイド喫茶を舞台に繰り広げられるドタバタ活劇。
女子高生探偵に憧れる天然少女・嵐山歩鳥とその愉快な仲間たちが織り成す物語となっている。
基本的に一話完結の短編が続いている。
日常系とミステリーが融合した作品。
(出典:『それでも町は廻っている』)
外天楼
物語は「外天楼」と呼ばれる集合住宅を中心に進んで行く。
建物は増築と改築を重ねて迷路のような構造になっており、訪れるものを惑わせる。
この「外天楼」に住む一癖ある住人達にスポットライトが当てられる。
外天楼で起こる大小の謎が解き明かされていく。
ミステリー要素と人間ドラマの複合した短編集。
一巻完結。
(出典:『外天楼』)
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ネムルバカ
大学の女子寮で同じ部屋に住むの先輩と後輩。
バンド活動に打ち込む先輩は、いつも金欠ピーピー状態。
これといって打ち込むもののない後輩はバイトの日々…。
ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする「大学生」という不思議な時間を切り取った作品になっている。
ぐるぐる廻る青春のアレやコレやを描いた大学生日常ストーリー。
一巻完結。
(出典:『ネムルバカ』)
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響子と父さん
『響子と父さん』の「響子」と「父さん」は親子である。
二人とその家族である「岩崎家」を中心としたドタバタ日常系作品となっている。
父さんがかなりの天然気味で電気屋さんでトラブルを起こしてみたり、警察に連行されてみたりとしてしまう。
それを娘がカバーしてといった感じの流れになっている。
実は『ネムルバカ』と繋がりがあり、『ネムルバカ』の先輩が「岩崎家」の妹となっている。
時系列的には『ネムルバカ』の後に位置する。
一巻完結。
(出典:『響子と父さん』)
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木曜日のフルット
人間のようなネコとネコのような人間のゆるく楽しいスローライフ。
人間から食べ物をもらったり、部屋で寝泊まりしているけど自称ノラネコのフルットと定職につかずギャンブルばかりしている鯨井先輩の日常生活が描かれている。
ギャグテイストの作品で、でてくるキャラクターが魅力的な漫画。
(出典:『木曜日のフルット』)
最後に
というわけで石黒正数のおすすめ作品をまとめてみた。
普通のキャラクターたちの生活をコミカルに描く日常系の作品が持ち味の作家である。
興味がある作品があれば是非読んでみてください。