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 民間での勤務経験がある元国家公務員ら約1万2千人分の共済年金の支給額に誤りがあったことがわかった。昨年12月と今年2月分で、総額は約1億8700万円に上る。年金制度の一元化に対応するプログラムの設定ミスが原因。過払い分は4月以降の支給で精算する。

 今回のミスは、昨年10月に共済年金と厚生年金が統一され、支給停止額の計算方法が変わったことで生じた。対象のうち約7400人は、共済年金のほか日本年金機構から厚生年金を受け取り、さらに今も働いて給料を受けている。

 年金と給料を合わせた所得が一定以上だと、年金は一部または全額の支給が止まる。支給停止の対象者の抽出に新しいシステムで対応したが、設定ミスで漏れる人が続出。正しい停止額を計算できなくなり、年金額を間違えた。