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 46便が欠航した1日のシステム障害について日本航空は6日、3月23日に更新したプログラムに不具合があったことが原因と発表した。製造元の業者が修正するという。

 システム障害では、乗客や貨物などの重さから航空機の重心位置を計算する「重量管理システム」がダウンした。日航は「製造元から提供された更新プログラムそのものに不具合があり、事前に気付くことは難しかった」としている。

 システムダウン時の対策として、予備システムの処理能力を上げ、本番用がダウンしても運航に影響が出ないようにすることも決めた。日航は、2年前に同システムがダウンし、170便以上が欠航した後も予備用の性能を向上させていなかった。