本日の晩酌はこちら。
アンゴスチュラ・ビターズです。
カクテルが好きな方にはお馴染みの苦みを添えるために使う薬草酒です。使うカクテルはそんなになさそうで意外とあって有名どころだとマンハッタン、オールドファッション、そのままズバリのジンアンドビターズというのもありますね。
写真でお分かりいただけると思いますが、100mlの小さなボトルに入っています。注ぎ口もこのとおり一滴ずつ振りかけるようなつくりになっていて、グラスにトクトク注ぐということができません。カクテルを作るときにひと振りするような使い方がメインになるのでこっちのほうが使い勝手がいいんでしょう。
自宅でオールドファッションを飲みたくなって衝動買いしたものの正直言ってBar御用達のようなお酒で、家飲みだとわずか100mlが中々減ってくれません。毎日オールドファッションを作っていればいいのかもしれませんが、何杯か作ってみて「これならたまにBarで飲んだ方がマシやな・・・」と白旗をあげてしまいました(^_^;)
いつまでたってもなくならないなら、いっちょ生のままで飲んでみようということで、グラスに注・・・げないのでペチペチ振ってグラスに溜めていきます。
先日のフェルネット・ブランカとよく似た色だけど香りはモンダミンどころか液体胃薬そのまんま。もともと健胃薬として考案されたというだけあります。
グラスにそこそこ溜まったところでグビリと飲んでみると・・・。
やっぱり胃薬です。液体タイプというよりも粉末タイプの太〇胃散のような濃厚なスパイスの後味というか喉ごしというか。胸やけや胃もたれには効きそうですが寝る前に飲んでリラックスするというタイプの味ではないですな(^_^;)
健胃効果はそれなりにありそうですが、度数44.7度といっぱしのお酒でもあり100mlで1,000円ちょっとするので胃薬としてのコスパは悪いかと。胃を気にするなら〇田胃散を買いましょう。
自宅で使うならジンを飲むときにちょっと振ってあげるのがおすすめで、ストレートからソーダ割りまで相性抜群で美味しくいただけます。度数の高くて保存がきくのでジンを愛飲する方は一本あると楽しめるかもしれません。