ちなみに私はずっと知りませんでした。
「アラサーのアラってなんかイミワカンナイけど、ようするに『30歳前』のことでしょ?」
と思っていたんですよね。
27~29歳くらいに該当すると。
でも勘違いしてたらいけないので、ある日念のために調べてみることにしました。
そしたら実際は『30前』ではなく、『30前後』を指す言葉だったことが判明したのです。
『アラサー』とは英語の『around thirty』(アラウンドサーティー)の略なのですね。
27~33歳くらいを指す言葉なのです。
(四捨五入により30歳になる25~34歳を指すこともあるようです)
やはり、なんとなくで使っている言葉の意味をちゃんと調べるのは大事ですね。
唐突に漫画の話にシフトする
さて、『アラ』の意味といえばやっぱりあれです。
そう。
『美味しんぼ』です。
今から紹介するのは『アラ』と『アラ』の勘違いのお話になります。
記憶を頼りに書いていますので、細部は違うかもしれませんがご了承ください。
あらすじ
相撲の激励会を開こうとした大原社主が横綱に好物を尋ねたところ、「アラ鍋が好きだ」という答えが返ってきました。
大原社主は意外そうな顔で「アラ鍋というと、魚のアラを使ったやつですかな?」と確認します。
横綱は「ええ、大好きなんです!」と凄く嬉しそうな顔。
大原社主は「じゃあ準備しますよ。激励会を楽しみにしてください」と、後日横綱にアラ鍋をご馳走することを約束します。
しかし、ここで両者に食い違いが発生していました。
大原社主は『アラ鍋』について『魚のアラ(頭部、骨、エラ、ヒレがついた肉)を使った鍋』のことだと思っていましたが、横綱は『アラという名称の魚を使った鍋』のことを言っていたのです。
幸い、海原雄山の助け舟により山岡が大原社主の勘違いに気付き、福岡に行ってアラという魚を入手して大原社主は恥をかかずに済む……というお話です。
アラなんて知らなかったよ
なお、私は福岡にずっと住んでいますが、『アラ』という魚のことは知りませんでしたw
「アラ鍋ってようするにブリ大根だよな?」くらいの認識です。
ブリ大根ってそもそも全国で通用する呼び名なのでしょうか……。
さらに言うと『クエ』という魚が九州では『アラ』と呼ばれるため、両者が混同されることもあるようです。
・アラという魚がおり、九州でもアラと呼ばれる
・クエという魚がおり、九州ではアラと呼ばれる
どちらもすごく美味しいとのこと。
上で述べたように私は福岡に住んでいるので、たまに定食屋などで食べていた『アラ汁』は果たして魚の部位の『アラ』だったのか、それとも『アラという魚』だったのか、もしくは『アラと呼ばれているクエという魚』だったのか、と考えて夜も眠れません。
おしまい。