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なぜ、牛乳の代りに プロテインを飲んでいるのか
私は完全なメタボ人間でした。
血液検査では、血圧が150/90mmHgくらい。血糖値が120前後、HbA1cが6.0程度、中性脂肪、コレステロール、ガンマGTP、尿酸・・・数値が高くでNGなものだらけで、健康診断も「C」や「D」の連発でした。
ところが、糖質制限を始めると血糖値、HbA1c、中性脂肪は下がり、脂肪肝も治ってしまいました。このことは『常識がひっくり返った「我ら糖尿人、元気なのには理由(ワケ)がある」宮本輝さん』に書いてあります。
私はなるべく牛乳はのまないでプロテインを飲むようにしています。今回は糖質制限で有名な江部先生のブログを引用しながら、その理由について書いてみます。
糖質は血糖値を上昇させる
糖質を食べると誰でも血糖値が上昇します。糖質制限で有名な江部先生のサイトに次のような記述があります。
- 正常人:1gの糖質が血糖値を1mg上昇させる。
- 2型糖尿病:1gの糖質が血糖値を3mg上昇させる。
- 1型糖尿人で内因性のインスリンがでていない場合:1gの糖質が血糖値を5mg上昇させる。
これは体重約60kgくらいの人の場合。体重が30kgの小児だとこの倍上昇するそうです。
グルコーススパイクは危険
血糖値の急激な上昇をグルコーススパイクと呼びます。
- AGE(終末糖化産物)が生成される。
- 活性酸素が生成される。
- 活性酸素を除去するSODと呼ばれる酵素が変性してしまう。
食後血糖値が180mg/dlを超えると動脈硬化のリスクになるそうです。
牛乳は血糖値を上昇させる
またまた、江部先生のサイトです。「ドクター江部の糖尿病徒然日記 牛乳と糖質制限食」に牛乳200mlを飲んだあと、食後血糖値がピークになる1時間後に血糖値を測定したデータがあります。
明治牛乳、200ml、炭水化物:9.9g、食物繊維:0。
- 午後5:30 空腹時血糖値:126mg
- 午後6:30 血糖値:148mg
22mgの血糖値上昇です。
私の場合、1gの乳糖が2.2mg血糖値を上昇させています。
しかし、炊いたご飯やパンのように、1gの糖質が3mg血糖値を上昇はさせていません。
1gの糖質で3mg血糖値が上昇する人だったら、29.7mg血糖値が上昇することになります。
そこでプロテインを飲んでいます
最初のアマゾンへの発注が2012/03/24ですから、糖質制限を始めるとすぐにプロテインを飲むようになったようです。
最初は大豆を原料とした「ソイプロテイン」の「ウェイトダウン」を飲んでいました。豆乳アレルギーのある妻も飲むと言うので牛乳を原料とした「ホエイプロテイン」に変更しました。
妻がいなくなっても、そのまま続けていました。
実をいうと、なぜ、ソイからホエイに変更したのか忘れてしまって、妻の豆乳アレルギー原因説を書いたのですが、他に原因があったかもしれません・・・Orz
成分はこちらに詳しく出ています。
一食分であるスプーン3杯で炭水化物が 2.9g。1gの糖質が3mg血糖値を上昇させるとすると8.7mgの血糖値上昇です。
最近は飽きてしまった、300mlにスプーン3杯は辛くて、スプーン2杯にしています。ですからさらに血糖値の上昇は少ないはずです。
まとめ
糖質セイゲニストはの私は牛乳の代りにプロテインを飲んでいます。 プロテインは牛乳より糖質が少なく血糖値が上昇しないからです。
この写真のようなアボカドと野菜の朝食なら、糖質は多くはありません。このくらいだったら牛乳でも大丈夫ですね。
プロテインだけではあまり美味しくないので、ミキサーでアボカドと混ぜちゃうと美味しく飲めます。