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【阿比留瑠比の極言御免】
政治家の暴言や不行跡は目に余るが… 見え透いたレッテル貼りはもう支持されない
新聞各紙のスクラップをしていて、3日付東京新聞朝刊に掲載されていた民主党(現民進党)応援団、山口二郎・法政大教授のコラムが目についた。山口氏はこう記している。
「最近の政治家の暴言、不行跡は目に余る」
なるほど、その点に特段の異論はない。ただ、山口氏は昨年夏、安全保障関連法案に反対する集会でこんな「暴言」を吐いて話題になった人物でもある。
「安倍(晋三首相)に言いたい。お前は人間じゃない。たたき斬ってやる」
山口氏は、「日本に生きる人間が人間であり続けたいならば、安保法制に反対しなければならない」とも主張していた。山口氏に言わせれば、安倍首相だけでなく安保関連法賛成派も人間の範疇には入らないということになる。当然、基本的人権も何も認められない存在なのだろう。
嘘つきブーメラン
ともあれ、当コラムを棚に上げるようで申し訳ないが、最近、政治家や政治を論じる人々の言葉が過激化し、品性を失っていると感じることが多い。民進党の山尾志桜里政調会長の5日の衆院本会議での質問風景もそうだった。
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