バドミントンの桃田ら 違法性疑いのカジノ店に出入り

バドミントンの桃田ら 違法性疑いのカジノ店に出入り
k10010470121_201604070506_201604070509.mp4
バドミントン、男子のエースでリオデジャネイロオリンピックでは日本男子初のメダルが期待される桃田賢斗選手とロンドンオリンピック代表の田児賢一選手が、違法性が疑われる国内のカジノ店に出入りしていたことが分かりました。
2人が所属するNTT東日本によりますと、桃田選手らは電話での聞き取り調査に対し、違法性が疑われる国内のカジノ店に出入りしていたことを認めたということです。
桃田選手は現在、マレーシアで行われている国際大会に出場していて、6日の1回戦を突破しましたが、7日の2回戦は棄権して急きょ帰国し、社内調査に応じる予定です。桃田選手は世界ランキング4位。去年の世界選手権で男子シングルスの日本勢では初の銅メダルを獲得し、去年12月、世界の上位8人だけで争う「スーパーシリーズファイナル」で日本男子として初優勝しました。
桃田選手はオリンピック代表入りが確実視され、リオデジャネイロ大会では、日本男子初のメダル獲得が期待されていました。
また、田児選手はロンドンオリンピック代表で3年前には全日本総合選手権の男子シングルスで史上初の6連覇を達成しました。
NTT東日本は今後、桃田選手と田児選手に加えて、ほかの選手やスタッフにも、聞き取り調査を行うことにしています。NTT東日本広報室は「詳細な調査を進め、社内規定にのっとって適切に対応する」とコメントしています。