ドローンなどの無人機 墜落やトラブル3か月間で11件

ドローンなどの無人機 墜落やトラブル3か月間で11件
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国土交通省は、ドローンなど無人機の飛行を規制する改正航空法が去年12月に施行されてから3か月間の状況についてまとめ、墜落やトラブルの報告が11件あったと公表しました。
去年、総理大臣官邸の屋上でドローンが見つかった事件を受けて改正された航空法は去年12月に施行され、人口密集地などでの無人機の飛行が規制されました。
国土交通省は、改正航空法の施行後、先月までの3か月間の状況についてまとめたところ、墜落やトラブルの報告が合わせて11件あったと公表しました。けが人の情報はありませんが、ことし2月、高知市で撮影のためおよそ30メートル上空を飛行中の無人機が制御不能となり、付近の駐車場に墜落するなど、制御できずに墜落したケースが3件報告されています。また、ことし1月、千葉県でおよそ150メートル上空を飛行中のドクターヘリに、3メートルほどの大きさの無線操縦の模型飛行機が接近したという報告が寄せられるなど、飛行中のヘリコプターに無人機や模型飛行機が接近したという報告が4件寄せられています。
このため国土交通省は、ホームページで公開しているガイドラインなどを参考に、適正な手続きや安全な飛行を心がけてほしいと呼びかけています。