不明の自衛隊機 600人余の態勢で捜索へ
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6日、鹿児島県で航空自衛隊の航空機が消息を絶ち、自衛隊などは7日朝から合わせて600人余りの態勢で、レーダーから機影が消えた山間部で本格的な捜索を始めることにしています。
6日午後2時半すぎ、鹿児島県にある鹿屋基地を飛び立った航空自衛隊の「U125」点検機が基地の北およそ10キロの地点でレーダーから機影が消え通信が途絶えました。点検機は埼玉県の入間基地所属で、自衛隊によりますと、40代の3等空佐の男性機長と副操縦士、整備員2人、無線員2人の合わせて6人が搭乗して上空から空港施設の点検作業に当たっていました。
レーダーから機影が消えたのは、鹿児島県の鹿屋市と垂水市にまたがる高隈山の周辺で、高度およそ880メートルを飛行中だったということです。自衛隊は、高隈山の中腹に捜索のための拠点を設け、一部の隊員が夜間も情報収集などを続けました。7日朝からは、警察や消防と合わせて600人余りの態勢でレーダーから機影が消えた地点などで本格的な捜索を始めることにしています。
一方、ヘリコプターなどによる上空からの捜索については、雨が予想されるため天候を見極めながら再開について判断することにしています。
レーダーから機影が消えたのは、鹿児島県の鹿屋市と垂水市にまたがる高隈山の周辺で、高度およそ880メートルを飛行中だったということです。自衛隊は、高隈山の中腹に捜索のための拠点を設け、一部の隊員が夜間も情報収集などを続けました。7日朝からは、警察や消防と合わせて600人余りの態勢でレーダーから機影が消えた地点などで本格的な捜索を始めることにしています。
一方、ヘリコプターなどによる上空からの捜索については、雨が予想されるため天候を見極めながら再開について判断することにしています。
捜索について、海上自衛隊鹿屋航空基地隊の溝口五生副長は、6日は霧が濃く視界が悪かったため機体の発見には至らなかったとしたうえで、「きょうは、きのうよりもさらに北側の範囲をおよそ10キロにわたって捜索する予定だ」と話しました。