NY円相場 一時109円台前半に値上がり
6日のニューヨーク外国為替市場は、アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会が公表した先月の会合の議事録の内容から、追加の利上げに慎重な姿勢が改めて確認できたとして、高い利回りが見込めないドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は一時1ドル=109円台前半に値上がりしました。
6日のニューヨーク外国為替市場は、FRBが公表した先月の会合の議事録で、参加者の多くが追加の利上げは回数を減らし慎重に進めるべきだという見方を示していたことから、高い利回りが見込めないドルを売って円を買う動きが強まりました。
このため円相場は、一時1ドル=109円34銭まで値上がりし、おととし10月末以来およそ1年5か月ぶりの円高水準をつけました。
市場関係者は「議事録では次の会合での利上げは『適切でない』という意見が優勢で、FRBの慎重な姿勢を確認できる内容だった。7日はニューヨークでイエレン議長やバーナンキ前議長らが参加する討論会が予定されており、その発言に注目が集まっている」と話しています。
このため円相場は、一時1ドル=109円34銭まで値上がりし、おととし10月末以来およそ1年5か月ぶりの円高水準をつけました。
市場関係者は「議事録では次の会合での利上げは『適切でない』という意見が優勢で、FRBの慎重な姿勢を確認できる内容だった。7日はニューヨークでイエレン議長やバーナンキ前議長らが参加する討論会が予定されており、その発言に注目が集まっている」と話しています。