【ソウル聯合ニュース】ドーピング(禁止薬物使用)違反で国際水泳連盟(FINA)から1年6カ月の選手資格停止処分を受けた韓国の北京五輪競泳400メートル自由形金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン)が、8月にブラジル・リオデジャネイロで開幕する夏季五輪に出場することが事実上、不可能となった。
大韓体育会は6日、ソウル市内でスポーツ公正委員会を開催し、ドーピング検査で陽性反応が出た選手に対し、懲戒満了後3年間は国家代表になれないという代表選抜規定を改正しないことを決めた。
朴の選手資格停止処分は今年3月に終わったが、規定によりリオ五輪の韓国代表に選ばれることはなくなった。朴側は規定の改正を念頭に置き、今月末に開かれる代表選抜大会への出場を準備していたが、規定が改正されないことで選抜大会出場もできなくなった。