【4月6日 時事通信社】韓国軍関係者は6日、南北軍事境界線付近の監視所で3日午後、韓国軍兵士が機関銃の整備中、誤って北朝鮮側に2発を発射していたことを明らかにした。北朝鮮軍が反撃すれば銃撃戦になりかねない状況だったが、韓国側が直ちに北朝鮮向け放送で意図的な発砲ではないと伝え、北朝鮮軍の反応はなかった。

 事故が起きたのは軍事境界線の東部戦線で、北朝鮮の監視所から数百メートル離れた地点に着弾した。(c)時事通信社