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文章の書き方なんて知らない。でも、書こうと決めた日はおぼえている

コラム コラム-エッセイ

競走化社会に生きている。人は勝ち負けにこだわったりさ。誰かに負けたくないとかね。競争心を持って生きている人たちは多いんだよ。

自分で言うのも何なんだけど、勝ち負けって何なのよって思う時がある。ブログにしても誰かに勝ちたいからやっているわけじゃない。自分のためにやっているんだよ。

鍼灸師は開業権があるからさ。食べ物屋のお店と同じでね。本人が自覚していようと自覚してなかろうと、少なからず競走に巻き込まれてしまう気がする。

自分は鍼灸師としての生存率をあげるためにブログをやっていてさ。それは鍼灸学校に通おうと決意した時、自分なりに分析した結果! 学生のうちからブログにも力を入れておいた方いいんじゃないかって結論をだしたんだ。

そういう考えでやっているのもあって、ブログを更新する行為はさ。ごく自然に水を飲んで体内に入れるようなね。習慣化された行為になってきていると感じている。

1記事1000文字ちょっと、多い時は2000文字以上いく場合もある。一ヶ月、3万文字~3万5000文字ぐらいはブログ記事を書いている。1日1000文字ちょっとでも3ヶ月で10万文字はいくからさ。

3ヶ月ごとに単行本1巻分を書いている計算になるんだよ。おそらく毎日、ブログを書いている人たちはね。自分よりももっとたくさん書いている人は多いんじゃないかな(あくまで個人の感想です)。

そう考えると誰しも単行本1冊分ぐらいはね。継続している限りできるんだよ。塵も積もれば山となるじゃないけど、毎日、続けてきたことって血となり肉となるんじゃないかな。

スピードはどうあれ、自分自身が一歩、二歩と進む限りさ。何かが変わる瞬間があるかもしれない。これから先、完全な習慣になるのか。一時的な習慣になるのか分からないけどさ。

書き続けることで文字数は増えていく。それだけのことなんだけど、自分の足跡が少しずつインターネット上に残っていくような気分にもなる。

体調が悪くなってしまって、何日も何日も寝込んでしまった時があったんだけどね。起きあがる気力もなくて、ずっと天井を見つめていたっけ。

作文なんて大の苦手で書くのなんて好きでもなかった。頭がぼーとしている中、インターネットに自分の生きてきた足跡を残そうと決めた時のことを今でもおぼえている。

あの日、まったく文章なんて書いたことのない人間が句点や句読点の打ち方も知らずに書き始めたことを、自分は忘れないだろう。

ふと、初心に戻りたい時、自分は文章の書き方を知らなかったけれど、書こうと決めた日を今でもおぼえている。

ちょい上の自分史わたし本を書こう

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決めた未来しか実現しない

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