ここを通りかかりました水道局員の方と一緒に
(カンナ)お砂糖入れ過ぎじゃないですか標さん。
(標)えっそう?俺いつもこれぐらいだよ。
ねっ店長。
(迫田宏)うちの砂糖の消費量はほとんど標さんですからね。
えぇ〜そんなに〜?そうですよ。
コーヒーだけじゃなくて紅茶にも入れるしトーストにも塗りますからね。
トーストに砂糖は欠かせないでしょうもうほほほほっ。
(枝分)店長。
はい?トイレットペーパー切れたから替えといたよ。
あぁすいません。
残りワンロールだからそろそろ補充どきかも。
そうですねありがとうございます。
(夏希)私買ってきましょうか?あっお願い。
(夏希)他に何か買うものあります?えっとね後牛乳1パックと砂糖。
(夏希)あっは〜い。
(ナレーション)
私はつくづくトイレットペーパー運がない。
トイレットペーパー運とは日常生活においてトイレットペーパーを交換しなければならない状況に遭遇する運のこと。
(夏希)枝分さん「週刊ストロング」の最新号読みました?まだ読んでないよ。
じゃあ私今からコンビニ行くんでついでに買ってきますね。
ありがとうふっ。
仮に1回の交換にかかる時間を約30秒と考えると1カ月で2分1年で24分人生80年として24掛ける80イコール1,920分イコール32時間。
私が人生のうちでトイレットペーパーの交換に費やす時間はおよそ1日と8時間。
普通の人は自宅を入れてもせいぜい3週間に1回ぐらい。
私の3分の1だからおよそ10時間。
ということは私はみんなより22時間もトイレットペーパー交換に時間を奪われている計算になる。
なんて不公平な世の中だ。
(標)枝さんトイレの手洗い場の水また出しっぱ。
あっすいません。
どちらまで?えぇ〜…30分前かな。
かしこまりました。
・あっ運転手さんえぇ〜戻る前に少しドライブしてもらいたいんですけどねいいかな?もちろんいいですよ。
えぇ〜どちら方向向かいましょうか?えぇ〜じゃあね…。
ここだとよく見えるね。
ええきれいですね。
すいませんねつきあわしちゃって。
いえいえ。
あっそうだいいものがあるんですよ。
頂き物なんですけどねおいなりさん。
わっ。
はははっ。
いや〜。
お好きですか?大好物ですよ。
あっじゃあ良かったです。
すいません1つ。
ええどうぞどうぞええ。
ええええ。
食べましょう食べましょう。
あぁ〜。
いや〜おいなりさん。
うん。
おいしい〜。
・うんうまいね。
1度だけ登りましたよ富士山。
頂上までですか?うんずっと若い頃にね。
家内と2人で。
ご夫婦で?すごいですね。
ええ大変でしたよ。
うん大げんかしたりして途中で。
そうですか。
8合目から頂上まで互いにひと言も口をきかなかった。
それは気まずいですね。
うん。
はははっ。
でも頂上着いたらもうそんなこともうどうでもよくなっちゃって。
よく大自然…目の前の大自然とか見ると自分の悩み事とかちっぽけに見えてくるとかそんな感じですかね。
うん?ごめんなさいおいしくて。
ふふふっ。
うんまあ今となってみりゃいい思い出ですよ。
奥さんどんな方なんですか?いやよく出来た女房ですよ。
ちょっとおっちょこちょいなところもありますけどね。
ふふふっそういうところがかわいかったんじゃないですか?ふふふっ。
まあね。
しかし文句を一つ言わずよくついてきてくれましたよ50年も。
50年ですか。
ありがたい話ですよ。
あぁ羨ましいですね〜。
相思相愛っていう感じですかね。
相思相愛ね。
いや〜だけど結局好きだとか愛してるとかっていう言葉は1度もかけなかったな。
1度もですか?まあね今と違って昔はね男がそんな言葉頻繁に口に…う〜ん何ていうかな。
言わないっていうそういう時代だったってこともありますけど。
まあ昔はそういう時代でしたよね。
うん。
うん。
いやしかしそれにしても1回ぐらいねちゃんと言ってあげたほうが良かったかな。
まあそれだけが心残りでね。
う〜ん。
うん。
女性はやっぱりちゃんと口に出して言ってほしいっていいますもんね。
はぁ?女性はやっぱりちゃんと口に出して言ってほしいっていいますからね。
う〜ん。
やっぱり言わないとわからないもんですかね。
う〜んそうですね〜。
これ最後いっちゃおうかな〜。
どうぞ。
・おいしいでしょ。
うんおいしいよ。
ほんとに。
ねっ。
はい。
あぁ〜あ。
(夏希)すいません「週刊ストロング」って置いてないですか?
(店員)あぁ〜今日発売なんですけど並んでなかったら売り切れですね。
そうですか…。
はい。
うん?えっ?えっ?えぇ〜うわ〜!うわっあぁ…。
う〜わ〜。
(佐山佑香)おばあちゃん?
(六実)佑ちゃん…今おじいちゃん…。
えっうそ?ううっ…ちょっと寝るからって言うから洗濯物取り込んでおこうかなと思って。
戻ってきたらううっ…。
おじいちゃん?
(六実)最期は苦しまずに済んだっていうだけでもううっ。
おじいちゃん佑ちゃん来ましたよ。
(六実)ついさっきね佑ちゃんのこと話してたの。
もうすぐ来るねって。
ううっ…。
もう少し早く来れば良かったね。
ううん佑ちゃんは毎週会いにきてくれていたからおじいちゃんきっと幸せだったよ。
今日はね。
(六実)うん。
これ見せようと思って。
(六実)な〜に?今月号ほら私。
(六実)あら〜すごいね。
こんなことならもっと早く来れば良かった。
(六実)おじいちゃんほら佑ちゃんよ。
すごいね〜。
うわ〜。
すごいね〜。
(刑事)しっかりしろ冤罪刑事。
(冤罪刑事)犯罪刑事俺はやって…ねぇよ。
(刑事)そうだ冤罪刑事お前はやってないやったのは俺だ!良かった…。
(刑事)冤罪刑事〜!だっ!はぁ…またやってしまった。
俺は犯罪者だ。
人間なんてみんな犯罪者だ〜!・
(共犯刑事)ちょっと待った!俺のことを忘れちゃ困るぜ。
共犯刑事。
1つ人が犯した犯罪の2つ罪を軽くする3つ身近な…。
バン!あぁ〜!あぁ…。
うそだ!共犯刑事!被害者冤罪共犯はぁ…。
お…俺は犯罪者だ〜!
(カンナ)ヤバい来週超気になる。
戻りました。
あっおかえりなさい。
(カンナ)おかえりなさい。
(夏希)ありえない最悪。
あっ店長領収書とお釣りです。
ありがとう。
(夏希)枝分さん「週刊ストロング」買えなかったです。
売り切れてた?
(夏希)いや1冊だけあったんですけどそれが立ち読みされてて。
でもその人が全然置かなくて。
いるよね〜雑誌コーナーで熟読する人。
(夏希)しかももう1つお店に行ったんですけどそこにも置いてなくて。
で諦めて戻ってきたらこれ。
うわどうしたの?
(夏希)お店の前で自転車に引っ掛かってもう最悪ですよ。
うわ〜。
もう全部あの立ち読み女のせいですムカつく。
まあそれはちょっと別件のような気がするけどね。
大体あんな買いもしない人のせいでちゃんと買いたい人が買えないなんておかしくないですか?うんまあそりゃそうだよね。
あの人が立ち読みさえしなければ私の服だってこんなにならなかった…。
(着信音)どうぞ。
もしもし。
はい?あっ佑香ちゃん。
どうもお久しぶり。
こんにちは。
ご無沙汰してます。
今日はどうしました?おじいちゃんが亡くなって。
えっいつ?さっきこの病院で。
それは…お悔やみ申し上げます。
あのおじいちゃんを生き返らせたりできます?えっ?いやごめんなさいそれはできないなぁ。
例えばおじいちゃんが生きてる頃の分岐点に戻ることならできるけど。
それって死なないようにできます?おじいちゃんっておいくつ?80歳くらい。
なるほど。
お亡くなりになられたのは何か事故か急病で?昔から肺が弱くてそれが今年に入ってから悪くなって入院してて。
う〜んなるほど。
う〜んまだ事故とかならえぇ〜選択肢しだいで回避することはできるんだけど持病とかになるとちょっと難しいなぁ。
う〜んちょっと戻ってどうにかなる問題でもないですからね。
せめて亡くなる前に会うことは?あぁそれはできますよ。
佑香ちゃんが病院に行く前に戻ってもう少し早く病院に着くようにすればいいだけだから。
じゃあそれでお願いします。
了解。
時間は?1時間半前で。
1時間半場所は?やまのき通りのきむらや。
はい了解。
じゃあこれ装着してください。
これって…。
あっタイムサンバイザー?UVカットのやつですよね?いやタイムスリップのやつですけど。
はい到着しました。
えぇ〜料金は2万9,400円ですね。
高っ。
あっタイムサンバイザーは返してくださいね。
はい。
あまりこういうこと言いたくないんだけど亡くなった方にもう1度会えるんだからそんなに高いもんじゃないと思うんだけどな〜。
そっか。
あっカードって使えま…。
使えますよカード。
・いらっしゃいませ〜。
(佐山)ごほっごほっ。
(六実)空気入れ替えましょうか。
ああ…。
あぁ〜今日はいいお天気だから富士山見えるかもしれませんね。
あぁ〜そうだね。
あぁ〜ほらうっすらと見えますよ。
昔1度だけ登りましたね富士山。
ああそういえば登ったな。
(六実)うん。
(佐山)あれ何年ぐらい前かな?
(六実)え〜っと結婚してすぐだったから50年ほど前ですかね。
ふ〜んそんなに前か。
はぁ〜懐かしいわね。
大げんかして。
えっ大げんか?そうですよ8合目から頂上までお互いひとっ言もしゃべらずに。
あはははっ。
あぁそうだっけ?ははっ元気になったらまた登りましょうね。
ああ。
おじいちゃん。
あっ佑ちゃん。
おじいちゃん来ましたよ。
良かった〜間に合って。
うん?間に合うって?えっあっ違う。
おじいちゃん調子はどう?
(六実)う〜ん今日はいくらかいいみたいよね。
うん。
なら良かった。
窓開けてるの?寒くない?うん空気入れ替えようと思って。
寒い?閉める?ううん大丈夫。
(佐山)ごほっごほっ…。
おじいちゃんは?
(佐山)あぁ〜ちょっと寒いな。
(六実)あっじゃあ閉めましょうかねっ。
ねえおじいちゃんこれ見て。
私。
(佐山)あぁ〜立派なもんだね。
私頑張ってるよ。
あぁそうだな。
だから安心してね。
ん?いやおじいちゃんは安心してるよ。
ほんと?うん。
なら良かった。
ん?どうした?ううん。
おばあちゃんどこ行くの?洗濯物取り込みに。
そんなの後ででいいじゃん。
今しておかないとそのままだと他の人に迷惑だから。
いいからいいからおばあちゃんは座ってて。
うん?今しか話せないんだから。
えっ今しか?あっ違う。
私がやっておくからおばあちゃんは座っておじいちゃんとお話してて。
そう?じゃあお願いしちゃおうかな。
うん。
(六実)あぁ〜。
どうしたんだよ?さあ?はははっ。
あぁ〜なあ。
はい?あぁ〜いなりずし食べたいな。
(六実)おいなりさんですか?うん。
どうしましょう。
1回うちに帰ればすぐ作れるけれどもでもまた戻ってきたら夕飯の時間でしょう。
あぁそうか。
今日は我慢して明日にしましょ明日。
うん。
私が作って持ってきますから。
明日のお楽しみってことにするか。
うん。
うん。
じゃあちょっと寝るかな。
(六実)あぁはいはい。
じゃあ少し休みましょう。
はぁ〜。
・私の好きなおいなりさん・明日は絶対食べるぞよはははっ。
はははっ。
(六実)あっありがとう。
今おじいちゃん寝たところ。
そう。
(医師)15時28分ご臨終です。
最後に会えて良かった。
そうだね。
おじいちゃん佑ちゃんが来んの毎週楽しみに待ってたのよ。
こんなにころっと逝っちゃうもんかね。
そうだね。
こんなに急に亡くなるんだったらおいなりさん作ってあげれば良かった。
おいなりさん?さっきおじいちゃんねおいなりさん食べたいって言ったの。
でも今から作ってたら夕飯の時間になっちゃうから明日にしようねって言ったの。
そしたらううっ…。
そっか。
(六実)ううっ…。
最後に食べさせてあげたかった。
おじいちゃん好きだったもんね。
(六実)ううっ…。
ううっ…。
あっ…。
おばあちゃんおじいちゃんにおいなりさん食べさしてあげよう。
えっ?おじいちゃんにおいなりさん食べさしてあげられるの。
どうやって?あのね…。
とにかくおじいちゃんにおいなりさん食べさしてあげられるの。
電話してくるからちょっと待っててね。
(被害者刑事)何で俺ばかりこんなに被害…。
(刑事)被害者刑事〜!!・
(足音)お前は…。
(冤罪)違う。
俺はやってない!信じてくれ!えん罪なんだよ!俺はえん罪だ〜!バン!・ドタッ!うるせぇ…はっ!
(刑事)おい。
冤罪刑事しっかりしろ冤罪刑事。
(冤罪)犯罪刑事…。
(冤罪)俺はやって…ねぇ。
(標)こいつ犯人かな。
いやえん罪ですよ。
何で?冤罪刑事ですもん。
そっか〜!何言ってんですか。
(刑事)冤罪刑事〜!!戻りました。
(迫田・標・カンナ)おかえりなさい。
(刑事)俺は犯罪者だ!店長。
領収書とお釣りです。
枝分さん。
おっ買えたんだ〜。
(夏希)ラスト1冊だったんですよ。
ふ〜んそうなんだ。
立ち読みしてる人は?いや…いませんでしたけど。
ふ〜んそっかそっか。
(夏希)えっ何ですか?いや何でもない。
あっ先読んでいいですよ。
いいの?いいですよ。
じゃあお言葉に甘えて。
はい。
もしもしどうでした?あっ間に合った?良かった。
うん戻ることは可能ですけど。
まあじゃあとりあえず向かいますよ。
(六実)よいしょ。
私のおばあちゃんです。
今からこの運転手さんがおじいちゃんが亡くなる前に連れてってくれるからね。
亡くなる前に?まあ要するに過去に戻れるんです。
過去に?ええそういう車なんですよ。
はぁ〜最近はそういう車もあるんですね。
この車が特別なだけなんですけどね。
だからもう1度おじいちゃんが亡くなる前に戻っておいなりさん食べさせてあげられるの。
(六実)本当かい?うん。
おいなりさん?おいなりさん作るのにどれくらい時間かかる?う〜ん30分ぐらいかな。
じゃあ余裕を持って1時間前で。
ですね。
家に帰る時間もありますからそれくらいでしょうね。
まずどうすればいいんですかね?まず1時間前の病院に戻っておばあちゃんだけ家にお送りしますのでおいなりさんを作りましょう。
はい。
出来上がったらまた病院にお連れしますね。
あぁありがとうございます。
良かったね。
何とお礼を申し上げたらいいか。
困ってる人を放っておけないんですよ。
お金取るけどね。
そんな言い方…まあちょっとはおまけしますけどね。
ありがとう。
ありがとうございます。
ビューン…目見える?見えるよ。
見える?私これと同じの持ってんの。
えっ?でもこれいいね。
ねぇ?いやこっちはタイムスリップ用ですけどね。
あぁ〜違うんだ。
さあ到着しました。
まずはお2人で病室に戻ってください。
バイザー回収しま〜す。
でおじいちゃんを確認しましたらおばあちゃんだけまたこちらに戻ってきてください。
家までお送りしますので。
はい。
はい。
じゃあまずは病室へ。
行こう。
あっ後戻ったら2人の等身大パネルがあるんでそれぞれそこに立ってくださいね。
(六実)あっ?あれ?はぁ〜?おばあちゃん行こ。
あっ…。
あっ。
ははっ。
おばあちゃんそのパネルをどけて同じ格好をして。
おぉ〜立派なもんだな。
私頑張ってるからね。
あぁそうだな。
おばあちゃん。
(六実)えっあっはいはい。
おじいちゃんおいなりさん食べたい?あぁそうだな久しぶりに食べたいな。
ちょっとうちに帰って作ってきますよ。
悪いな。
ううん。
おばあちゃん。
(六実)ん?気を付けてね。
じゃあ行きましょう。
おじいちゃんもおばあちゃんとよくけんかしてた?うん…若い頃はよくしてたな。
大抵原因はおじいちゃんなんだけどね。
あははっそうなんだ。
はははっ…。
1週間口きかなかったこともあったよ。
えぇ〜?そういうときどっちが折れるの?
(佐山)おばあちゃんかな。
おばあちゃん優しいもんね。
(佐山)ふふふっおっちょこちょいだけどね。
でも良かったおじいちゃんとおばあちゃんが別れなくて。
だって別れてたらパパも私も生まれてないでしょ。
はははっそりゃそうだな。
おばあちゃんに感謝しなきゃ。
ああそうだなうん。
別れようかとも思ったんだけどすごい謝ってくるから今回は許してあげることにしたの。
ははっあっそう。
そっからはもう別人。
昔はそんなこと言わなかったのに今は毎日のように好きとか愛してるとか言うようになった。
へぇ〜。
まあ全然言わないよりはいいけどね。
そんなもんか。
全然言わないと不安になるもんだよ。
ごほっ!ごほっごほっ!ごほっごほっ…。
大丈夫?おじいちゃん。
あっ…えぇ〜大丈夫大丈夫。
あら?あぁ〜!あれ?おいなりさんは?どうしましょうお砂糖切らしちゃって。
お砂糖…。
もうこんなときにかぎって…。
わかりました。
じゃあ私今からコンビニに急いで買いにいってきますのでおばあちゃんはここで待っててください。
いいんですか?ええ。
もう何から何まで…。
いいんですいってきます。
(六実)ありがとうございます。
これ買うので。
・あっそうなんですか。
枝分さん。
おぉ〜夏希ちゃん。
えっどうしたんですか?う〜んちょっとね。
すいませんお砂糖あります?あぁ〜お砂糖はそこの棚っすね。
ここにないってことは…。
あぁ〜じゃあ売り切れっすね。
えぇ〜。
(回想夏希)私買ってきましょうか?後牛乳1パックと砂糖。
夏希ちゃん!ん?夏希ちゃんお砂糖買ったよね?あっはい。
その砂糖俺に譲ってくれない?えっ何で?ごめんお金払うから。
いやここに売ってますよ。
いや売り切れだったんだよこれが最後の1袋だからお願い。
そんなこと言わないでさぁもうごめんちょっと急いでるんだ俺。
いやえっ何…えっえっ?えっちょっと何で何で何…。
お釣りいらないから。
ちょっと!何なん?釣りいらない…500円って。
あっおばあちゃん買ってきましたよ。
ありがとうございます。
うん?えっ?えっ?えぇ〜えぇ〜!えぇ…。
うわ〜もう。
はいどうぞ。
はいあっおいなりさん。
あっじゃあ。
閉めま〜す。
たくさん作りましたね。
ちょっと張り切り過ぎちゃって。
すてきです。
じゃあ行きましょう。
私その時代に生まれてたら無理だ。
はははっ。
お待たせ。
おかえり。
あぁ〜早かったねぇ。
さっおいなりさんですよ。
はははっはい。
よし。
ほら。
すご〜い。
ま〜たたくさん作ったね。
ちょっと作り過ぎちゃった。
(佑香・佐山)はははっ…。
おいしい!
(六実)作りたてだからね。
う〜んうまいなぁ。
うんおばあちゃん上手だよ。
うん。
はははっ…。
うんおいしいうん。
うん。
(佐山)あぁ〜うまかったなぁ。
あはははっ。
今日はたくさん食べましたね。
ああ。
おじいちゃん良かったね。
ああ。
はぁ〜…少し眠るかな。
もう寝るの?おなかいっぱいになったらちょっと眠くなっちゃったよ。
そっか…もう少し3人で話したかったな。
(佐山)ははっ…どうした?もう疲れましたね。
ああ佑香ともたくさん話したしな。
まだ話し足りないよ。
おばあちゃんだっておいなりさん作ってたから全然話してないよ。
(佐山)はははっ。
ごほっごほ…ごほっ。
大丈夫?うん大丈夫大丈夫。
ごほっ。
おばあちゃんとはたくさん話してるよ。
ええ。
(佐山)なぁ。
50年も一緒にいるんだから。
そっか。
(佐山)明日もあさっても話せるんだから。
ず〜っと一緒ですよ。
(佐山)うん。
うん。
おやすみなさい。
じゃあ私洗濯物を取り込んでくる。
(六実)さああなた寝ましょう。
(佐山)うん。
はい。
50年ってあっという間ですね。
そうだね。
あなた…おやすみなさい。
おやすみ。
ううっ。
ううっ…。
あぁ。
大丈夫でした?この度は本当にありがとうございました。
いえいえ。
おじいちゃんは…。
先ほど。
そうですか。
これやっぱり少し作り過ぎちゃった。
もし良かったら。
えっいいですか?おばあちゃんのおいなりさん超おいしいですよ。
うわ〜ありがとうございます。
じゃあ頂きます。
じゃあ枝分さんまたね。
佑香ちゃんしっかりおばあちゃんを支えてあげてくださいね。
はい。
どうも。
コンコンコン!どちらまで?えぇ〜…30分前かな。
はいかしこまりました。
(佐山)あっ運転手さんえぇ〜戻る前に少しドライブしてもらいたいんですけどねいいかな?もちろんいいですよ。
えぇ〜どちら方向向かいましょうか?えぇ〜じゃあね…。
到着しました。
あっそうだ。
今日はきれいな富士山も見れたしいろいろすてきなお話を聞かせていただいたのでお代は結構です。
奥さんとすてきな…。
えっ。
えっ?50年ってあっという間ですね。
なあ。
はい。
愛してるよ。
ふふっ。
知ってますよ。
あぁそう。
ふふっ。
私もですよ知ってました?ははっ知ってましたよ。
まっ50年も一緒にいたんですからね。
そうだよな。
はぁ〜。
おいなりさんおいしかったな〜。
良かった。
さああなたおやすみなさい。
あぁ…おやすみ。
えっえっ?枝分さん。
びっくりした〜。
美佐子さん。
(美佐子)お久しぶりです。
私ここの病院なんですよ。
いや美佐子さん大変ですよお化け。
はっ?お化け乗せちゃった。
何言ってんの?いやおじいさんを乗せてここまで来たんです。
はあ。
そしたらいないんですよ。
お化け。
いや熱はないですよ。
大丈夫?大丈夫ですよ!本当におじいさん乗せたんですよ。
で着いたらいないんですもん。
一緒においなりさん食べたし。
だってほら…。
あっ…そういうことになるんだ。
ん?まあ詳しくは中で聞きますよ。
いや行きませんよ。
いや大丈夫大丈夫。
いや私正常ですから。
あっ!まつげ。
ふふっ。
最低だよ触るなつってんじゃん。
・「あたしの向こう」もう50年も連れ添ってる夫婦なのにおじいちゃんおばあちゃんの楽しそうな思い出話を聞かせてくれるの。
(カンナ)へぇ〜すてき。
でね仲がいいですねなんて言いながらそんなおばあちゃんがいる病院に送り届けてあげたの。
うんうん。
で俺も何かさ温かい気持ちになってたからさ。
おじいちゃん今日はいい話をたくさん聞かせてくれたからお代はいいですよなんて言ってぱっ!て振り向いたの。
そしたら後部座席には誰もいなかったの。
えっ?なんとそのおじいちゃん幽霊だったの。
えっこれ怖い話?わかんない。
どう?いやどう?って言われてもほっこりすればいいのか怖がればいいのかよくわかんないから。
いやしかもまだ続きがあるの。
あっ続きがあるんですねはいはい。
いや俺ほんとにびっくりしてさ。
降りて辺りを見回してたら何か視線を感じるの。
はあ。
でぱっ!て振り向いたら真っ白い服着た女性が立ってたのね。
えっえっえっ。
その女性…俺の知ってる女医さんだったの。
あぁ…はい。
でしかもその女医さんちょっと前に…。
えっえっ何。
ちょっと怖い怖い…。
標さんに紹介しようと思ってた女医さんだったの。
あぁ前に言ってたね。
早く紹介してよ。
じゃあ今度合コンします?するする〜。
何だこの話!夏希ちゃん今日はほんとにごめんね。
いいですよもう。
(標)よし景気づけに。
あっ。
標さんお砂糖入れ過ぎじゃないですか?
(標)えっ?
(夏希)本はといえば標さんのせいですからねもう。
はい。
もう標さんのせいでほら!あぁ…。
(夏希)ほら〜!ちょっと弁償していただけませんか。
うんこれは買ってもらいな。
2016/04/01(金) 14:55〜15:50
関西テレビ1
素敵な選TAXI #08[再][字][デ]【夫と妻の選択肢 竹野内豊 バカリズム】
「夫と妻の選択肢」
竹野内豊 バカリズム 左時枝 臼田あさ美 吉田羊 津嘉山正種
詳細情報
番組内容
とある病院の一室で、佑香(臼田あさ美)はベッドに横たわる祖父・泰三(津嘉山正種)と、傍らで涙を流す祖母の六実(左時枝)を見つめていた。入院中の泰三の見舞いに訪れた佑香だったが、わずかな差で祖父の最期に立ち会うことができなかったのだ。「こんな事ならもっと早く来ればよかった」——。佑香はふと、かつて友人の美空(栗山千明)と一緒に選TAXIで過去に戻ったことを思い出し、枝分(竹野内豊)に電話する。
番組内容2
話を聞いた枝分は、「せめて亡くなる前に一目会いたい」という佑香を乗せて1時間前へ。過去に戻った佑香が急いで病院へ向かうと、本当に泰三はまだ生きていた。穏やかに泰三と最後の時を過ごす佑香。しばらくすると泰三は眠るように静かに息を引き取る。しかしその後、祖母の六実が、泰三が亡くなる前、六実が作ったいなりずしを食べたいと言っていたのに食べさせてあげられなかったことを後悔していると知る。
番組内容3
佑香は六実のために再び枝分に連絡。夫の最後の願いを叶えたいという一心から、六実も選TAXIに乗り込んで…。愛する者の最期に向き合う家族たちの心温まる物語。佑香と六実、二人の想いが届いたとき、泰三は…!?
出演者
竹野内豊
/
津嘉山正種
左時枝
臼田あさ美
/
バカリズム
南沢奈央
清野菜名
升毅
スタッフ
【脚本】
バカリズム
【音楽】
本間勇輔
【主題歌】
aiko「あたしの向こう」
【演出】
筧昌也
星野和成
ほか
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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