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【芸能・社会】

菊五郎「紀香、大歓迎」ですね!! 「団菊祭五月大歌舞伎」前に語る

2016年4月6日 紙面から

自身の体調などについて語る尾上菊五郎=東京・三田で(石井裕之撮影)

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 東京・歌舞伎座で5月2日に開幕する「団菊祭五月大歌舞伎」に出演する歌舞伎俳優の尾上菊五郎(73)が5日、東京・三田のウェスティンホテル東京で本紙などのインタビューに応じた。

 九代目市川団十郎と五代目尾上菊五郎の偉業を顕彰するため1936年に始まった団菊祭は、今年で80年。菊五郎は「今回のテーマは将来の団菊祭」と話し、“平成の三之助”として人気を博した市川海老蔵(38)、尾上菊之助(38)、尾上松緑(41)の若手3人が中心になって演目を決めたという。

 中でも注目は夜の部で上演する「勢獅子(きおいじし)」。菊五郎の孫で菊之助の長男・和史くん(2)が初お目見えする。ゆくゆくは菊之助・菊五郎の名跡を継いでいく和史くんに「若いうちから弁天小僧とか、うちの芸をやってほしい」と期待をにじませた。

 さらに菊五郎は、長女の女優寺島しのぶ(43)と仏アートディレクター、ローラン・グナシアさんの長男・眞秀(まほろ)くん(3)も「(しのぶが)どうしても歌舞伎役者にしたいと言ってるので、ゆくゆくは(尾上)梅幸を継がせるかね」と話した。

 胃潰瘍で3月の舞台を一時休んだ菊五郎は「どす黒い血を一升瓶以上吐いた。食あたりだと思っていたら血だった」と衝撃発言も。幸い検査でも胃がんなどの重病は見つからず、体調は「いいです」と断言した。

 この日のインタビュー後には、結婚したばかりの片岡愛之助(44)と藤原紀香(44)があいさつに来ることも明かした菊五郎は「大歓迎ですね」と祝福。菊五郎も妻は女優の富司純子(70)で「子どもが生まれたらかかりきりで、女優をやってられない」と両立の難しさも指摘した。

◆結婚会見の言葉うそ… 紀香「涙が出ました」

 女優藤原紀香が5日、自身のブログで、先月31日に開いた歌舞伎俳優片岡愛之助との結婚会見で述べた言葉が、テレビ番組でうそだと言われ「涙が出ました」と心情を吐露した。

 紀香が指摘したのは3日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜午後10時)で、出演した「表情分析官」が会見時に紀香のまばたきが増えたことなどを理由に演技していると語ったこと。

 紀香はブログで「会見の時、まばたきが多かったので紀香さんの言葉は演技です、科学的に分析しました!などと言われていて、人としてこれは、涙が出ました」とつづった。普通の会見より緊張しつつも心から話したとし「それを演技=うそで言っていると、勝手な臆測を全国放送されたこと、両親もとても傷ついていました」と訴えた。

 

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