蹴球探訪
フロンターレと陸前高田市
築かれた新たな絆
(3月16日)
【プロ野球】西武の岸、ハムを1安打完封2016年4月6日 紙面から ◇西武10−0日本ハム西武は岸が2年ぶりの完封勝利を飾った。安定した投球で二塁を踏ませず、1安打で投げ切った。打線は4回に炭谷の二塁打で先制し、坂田の2点二塁打や浅村の満塁本塁打などで8点を挙げた。日本ハムは投打で振るわなかった。 相手を寄せ付けず圧倒した。西武・岸がわずか1安打に抑えて2年ぶりの完封で2勝目を挙げた。本拠地ではこれで7連勝。「どんな展開でも最後まで行くつもりだったので良かった」と、今季2戦で16イニング無失点のエースは胸を張った。 球の切れ、制球は非の打ちどころがなかった。岸自身は「調子は微妙だった」と言うが、左右のコースだけでなく高低も使って二塁さえ踏ませなかった。昨季は3打数1安打と「打たれているイメージがある」という大谷も、2回無死一塁で初球のチェンジアップを打たせて二ゴロ併殺打に仕留めるなど仕事をさせなかった。 無安打無得点のまま5回を終え、ベンチに戻ると潮崎ヘッド兼投手コーチに「狙え」と言われたという。だが6回、先頭の市川に安打を許し「言われた直後に打たれてしまって…。潮さんのせいです」と冗談が出るほど、口も滑らかだった。 次週は今季初勝利を挙げたソフトバンクと再戦する。首脳陣はシーズン序盤にソフトバンクと日本ハムに岸をぶつけるために、あえて開幕投手から外してローテーションを組んだ。狙うのは8年ぶりの優勝。エースは「期待に応えないといけない」と頼もしかった。 PR情報
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