自民党内からもア然の声…高村副総裁の下品な「妄言癖」
「あの発言はちょっと品がない」――。さすがに自民党内からもシブい声が上がっている。3日のNHK「日曜討論」での自民党の高村正彦副総裁(74)の発言のことだ。
野党が国会に提出した「安保法廃止法案」を与党が審議しないことについて民進党の岡田克也代表が批判。すると高村副総裁は、「自民党の国対から聞いた話」として、「旧民主党から審議をしろという話はないし、一部の議員から審議しないでくれとの声があった」と言い放ったのだ。これに岡田代表が、「何を根拠に言っているのか。失礼だ。(発言を)取り消せ!」と激怒すると、高村副総裁は「取り消さない」と言い返し、スタジオは火花が散る事態に。
「唖然としましたよ。自民党の国対が言ったなんていう“内輪”の話を、テレビの討論番組で持ち出しますか。岡田さんから『誰が言ったのか明確にしろ』と追及されると、高村さんは『国対がウソをつく必要はない』と反論していましたが、岡田さんの激高ぶりに、ひるんでいましたから焦ったんでしょうね。どうしてあんな話をしたのか。仮にも副総裁、党の大幹部ですよ」(自民党中堅議員)