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ミステリ文庫創刊40周年 最も売れた作品は?

183万部を売り上げた「そして誰もいなくなった」

 早川書房(東京都千代田区)の「ハヤカワ・ミステリ文庫」が4月で創刊40周年を迎え、最も売れた作品ランキングなどを発表した。

     1位となったのは、アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」(清水俊二訳)だった。同作は、1976年4月19日に初版が発売され、183万部を売り上げている。2位はスティーグ・ラーソンの「ミレニアム1、2、3」(ヘレンハルメ美穂ほか訳)の120万部、3位はレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」(清水俊二訳)と「ロング・グッドバイ」(村上春樹訳)のあわせて83万部だった。

     また、最も刊行点数の多い著者ランキングの1位は、名探偵ポアロやミス・マープルが登場するアガサ・クリスティーで91作品。2位は「87分署シリーズ」のエド・マクベイン(59作品)▽3位:「スペンサーシリーズ」のロバート・B・パーカー(57作品)▽4位:「ペリイ・メイスンシリーズ」などのE・S・ガードナー(46作品)と、「競馬シリーズ」のディック・フランシス(46作品)▽6位:「シャム猫ココシリーズ」のリリアン・J・ブラウン(31作品)−−となっている。

     ハヤカワ・ミステリ文庫は1976年に創刊され、4月現在の刊行数は1627点、累計発行部数は8200万部を超えている。【村田由紀子】

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