タイヤ交換のすすめ・サイズ表示のポイント解説
■ タイヤ交換を考えましょう
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走行中、たとえエンジンが燃え尽きようとも、プーリーのベルトが切れたとしても、直せば済む話。
しかし、タイヤやブレーキなどのトラブルは直接『命』に関わる大切なパーツ。
それにタイヤ自体がそれほど高いものではなく、タイヤレバーやコンプレッサーなどの専用工具を用意しているバイク屋さんではタイヤ交換にさほど手間や時間がかからないので工賃も安いのです。
タイヤ交換はバイクショップやホームセンターなどでしてもらった方が良いでしょう。
タイヤ交換のポイント
■ タイヤ交換の時期に差し掛かった時のポイント
スクーターのタイヤを換える時期が来た時、わざわざ店頭には並んでいない純正の謎の海外メーカーのタイヤを取り寄せてもらい、それに履き替える必要はありません。スクーターに合うタイヤのサイズを確認して、そこそこ知名度のある実績のあるタイヤを選択しましょう。
■ スクーターのフロントタイヤ(前輪)・リアタイヤ(後輪)
フロント(前輪)タイヤ フォークカバーをめくると外すことはできる。 |
リア(後輪)タイヤ リアタイヤを換える際、マフラーも外す必要がある。 |
■ タイヤサイズ表記の意味
ダンロップ 「D306」 中国生産のトゥデイのノーマルタイヤから履き替えたダンロップのD306というタイヤ。トゥデイのホイールサイズに適合するオールラウンドタイヤです。 |
3.00-10 42 J タイヤのサイズなどを表す数値。 |
タイヤのサイズの表示解説
トゥデイとDIOのタイヤは前後同じサイズのチューブレスタイヤです。
純正ノーマルタイヤのサイズは『80/100-10 46J』(メトリック表示)です。
80(mm)と言うのはタイヤの幅。
100というのは扁平率と言ってタイヤの幅に対する高さの比率。
ホイールから路面までの距離に影響する数値です。
そして「80/100-10」の『 -10 』の部分はタイヤの大きさ・・・「インチ」にあたります。
これは、ダンロップの『D306』が使用し ている表記(インチ表示)だと、3.00インチの幅、ホイール直径10インチのタイヤに相当します。
『46J』や『42J』というのは、タイヤの許容重量(荷重指数)と許容最高スピード(速度記号)。
「46」は46キロまで・・・ではなく、荷重指数46。
これは170キログラムまで積載できる耐久設計。
ダンロップは「42」で、こちらは150キログラムまでのようです。
アルファベットの「J」は速度。「J」の場合は100km/hまでを考慮して設計されているとのこと。
ちなみにトゥデイの規定空気圧は前輪1.25kgf/cm2、後輪2.00kgf/cm2です。
タイヤの交換・取り付けの改造・カスタマイズのポイントと注意点 ★ ショップでの交換をお勧めします。外す必要はありませんが知識だけは押さえておきましょう。 |
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タイヤ交換のすすめ・サイズ表示のポイント
■ インプレッション・フィーリング
タイヤは信頼度の高いものを選ぼう グリップ力と耐久性は裏表の関係にあります。 |
純正タイヤの不安情報を耳にしたことはありませんか?
不安なままコーナーリングのたびに横滑りのイメージが頭をよぎってしまって、曲がる時にはそのこと ばかりに気を取られ、おっかなびっくり走行するのは非常に危険です。この際サスペンションと同時に交換をし、緊張したコーナーリングから解放されることをお勧めします。
タイヤとサスペンションを変えて、しばらく慣らし運転をした後はようやく普通のバイクのように自然なコーナーリングができるようになりました。
速度が乗ってきた5~60キロ台で加速している時に隣の車線や歩道に不穏な動きを察知しても、「クイッ」とすばやく移動して警戒することができます。
もうひとつは「すり減った」タイヤを交換する時です。
何キロで交換・・・という目安ではなく、実際にタイヤを見て判断したいところです。
タイヤのすり減り方は空気圧によっても変わってきます。
少ない空気圧のまま走り続けると、タイヤの溝の部分が均等にすり減っていかず、デコボコに減っていきます。
溝はまだ残っているというのにデコボコになって減ってしまったタイヤで走っているとタイヤ自身が「抵抗」になるため、燃費が悪くなります。
デコボコに減ってしまったタイヤはそのまま走っていても均等に削れていく事は無く、どんどんデコボコがひどくなるものと思っ他方が良いでしょう。
スクーターに頻繁に乗る人やロングツーリングを計画している人は、費用対効果から考えればそれほど高いものではありませんので、ネット価格を調べておいたあと、バイク屋さんで店頭価格を見に行ってみてはいかがでしょうか?
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【 Dio 原付タイヤ交換 】 | 【 素人のスクータ・原付のタイヤ交換 タイヤレバー 手組み 】 |
すぐに決断を下していかなければならない時に、「タイヤがついていかないかも」との不安でゆっくり危険から離れていかなければならない状況は案外多いと思います。ノーマルタイヤと上級タイヤでは格差が大きく、思い切って換えてしまうことにより、大好きなバイクによって不幸に遭う確率を大きく低下させるでしょう。
車体価格の安いスクーターの場合、一度ぶつかれば修理代が新車価格より高くついてしまう場合もあります。
他人を巻き込めばその額は跳ね上がり・・・。
ボアアップをして小型自動二輪車両となった方は、足回りの交換は早めに行った方がよいでしょう。
雨の日で曲がるたびに転ぶようなことのないように、交換時期を迎えている方は、これを機会に思い切って換えることをおすすめします。
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4スト原付+ビッグスクーター改造補足解説
■ 調べればわかる。いや、それじゃわかりにくいから・・・
★ ちょっと役立つスクーター関連用語&マメ知識 「調べればわかることをどうして調べないの?」 |
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この章では4ストスクーターやバイク初心者でも施したい改造・自分でできる整備方法・手順を解説していきます。
■ 原付スクーター・125ccスクーター・ビッグスクーターの改造・メンテナンス方法・やり方解説
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