外来の昆虫を違法飼育の疑いで書類送検
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生態系に影響を及ぼすため、国の許可なく飼育や売買することが禁じられている、昆虫の「ヒメテナガコガネ」などを違法に飼育していたなどとして、警視庁は千葉県の自営業者らを書類送検しました。
書類送検されたのは千葉県南房総市の50歳の牛乳販売店の経営者で、警視庁の調べによりますと、去年12月、国の許可なく、ヒメテナガコガネ146匹を飼育したほか、愛知県や北海道の会社員らに別の26匹をおよそ15万円で譲り渡したなどとして、特定外来生物被害防止法違反の疑いが持たれています。
これとは別に、東京の歯科医師や高校生など4人も、「テナガコガネ」や「クモテナガコガネ」を違法に飼育や売買したなどとして書類送検されました。
いずれの昆虫も、生態系に影響を及ぼすため、平成18年に特定外来生物に指定され、国の許可なく飼育や売買することが禁止されています。
警視庁によりますと、調べに対しいずれも容疑を認め、このうち50歳の経営者は「違法と分かっていたが、成虫になるまで育てたくて、処分できなかった。暗黙の了解でやり取りをしていた」などと供述しているということです。
これとは別に、東京の歯科医師や高校生など4人も、「テナガコガネ」や「クモテナガコガネ」を違法に飼育や売買したなどとして書類送検されました。
いずれの昆虫も、生態系に影響を及ぼすため、平成18年に特定外来生物に指定され、国の許可なく飼育や売買することが禁止されています。
警視庁によりますと、調べに対しいずれも容疑を認め、このうち50歳の経営者は「違法と分かっていたが、成虫になるまで育てたくて、処分できなかった。暗黙の了解でやり取りをしていた」などと供述しているということです。