実家に1週間ほど帰省してきました。
実家には姉一家も同居しています。姉の子ども達と私の子ども達の計4人が一緒に世話無く遊べるようになり、姉と私と二人で過ごせることがぐっと増えました。
そんな中で、姉が私に「ぜひやってほしい!」とお願いしてきたことがあります。
それは姉の服の断捨離。
「ダサい」姉。
姉は、流行を取り入れることも似合う服を選ぶことも上手ではないので、姉は服をだいたい私と一緒に買います。コーディネートも私が組みます。
私の住む北海道と姉の住む関東とで離れているのですが、コーディネートを任せられ金銭感覚もほぼ同じなのは私くらいらしく、服の面では頼りにしてくれています。
姉の服、断捨離。
そんな私に「服を捨てて!」と頼んできました。
どれがまだ流行遅れになっていないのか、どのアイテムならまだ使えるのかを判断して欲しいとのこと。
正直「えー」と思いましたが、確かにびっくりアイテムがクローゼットからちらりとのぞいていたので、取り掛かることにしました。
断捨離、加速。
最初のうちは、流行遅れになっていないもの・まだ使えるアイテムのみを残していましたが、
だんだん「こんな色の服、まだ着るの?」「何このダイヤモンドユカイしか着れなそうなガウン!」等々いろんなものが目についてしまい、姉に許可を得てどんどんゴミ袋へ。(身内には毒舌な私です。)
そうなったら捨て魂に火がつき、捨てが加速!
流行遅れというわけではないけれど、姉に似合わないアイテム・色をどんどん処分していきました。
人からもらったもの・選んでもらったものは捨てられない
その中には「だんなさんに買ってもらった」「私の海外旅行のおみやげ」「母が選んでくれた」ものが多くありました。
人からいただいたものや記念のものは、自分では処分しづらいのです。
その時のシチュエーションや、プレゼントしてくれた方の気持ちを考えるとなかなか捨てられません。
でも、それは私には関係の無い事情なので私は容赦なくゴミ袋に入れていきます。
姉は隣りで「きゃー」とか「ひゃー」とか言っていましたが、私は何の思い入れも無いものを単純に良し悪しだけ判断し、じゃんじゃん捨てるのみ!正直とっても楽しかったです!
「ときめく」≦「似合う」
他人による自分の服の断捨離、私もやってほしいと思いました。
私も姉と同様、似合わないとわかっていても思い入れのあるものが捨てられないのです。
「ときめくかときめかないか」の主観も大事ですが、「他人から見て似合わない」客観的な視点も、30も半ばを過ぎるととても大事です。
歳を重ねると「ときめくから」と着ているとイタくなってしまうこともしばしば。
他人に「似合ってないよ!」とずばり言われたら、よほどの着心地でない限り処分できると思います。
「似合わない服」を持ち続けることは、憐れでしかない。
とはいえ、なかなか断捨離を託せるような人を見付けることは現実的には難しいものです。
でも今回姉の服を断捨離してみて、「似合わない服を持ち続ける姉のもの悲しさ」みたいなものを感じました。(笑)
いつまでも若い頃の思い出にしがみついているような浅ましさとでも言いましょうか。
でも自分のクローゼットを開けてみると、「明らかに似合わないけど捨てられない服」のオンパレード…。
なんだかとても恥ずかしくなり、まとめて処分することにしました。
▼ベトナムで買ったシルクドレス。露出が多過ぎて、もう恥ずかしくて着られない。
▼ピンクすぎるドレス。もうピンクがキツい。
おみやげ
お付き合いくださりありがとうございました!
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