東京市場も円買う動き 1ドル110円台前半
6日の東京外国為替市場は、5日のニューヨーク市場で円相場が一時1ドル=109円台に値上がりした流れを受けて、投資家がリスクを避けようと比較的安全な資産とされる円を買う動きが続き、1ドル=110円台前半で取り引きされています。
5日のニューヨーク外国為替市場は、原油価格が下落したことなどを受けて、投資家がリスクを避けようとドルを売って比較的安全な資産とされる円を買う動きを強めて、円相場は一時、およそ1年5か月ぶりに1ドル=110円を突破し、109円台に値上がりしました。
市場関係者は「アメリカの経済紙が安倍総理大臣のインタビューを掲載し、『通貨安競争は避けなければならないと発言した』と伝えたことから、政府・日銀による市場介入への警戒感が後退し、円を買う動きが進んでいる」と話しています。
市場関係者は「アメリカの経済紙が安倍総理大臣のインタビューを掲載し、『通貨安競争は避けなければならないと発言した』と伝えたことから、政府・日銀による市場介入への警戒感が後退し、円を買う動きが進んでいる」と話しています。