2016年も最初の3ヶ月が過ぎたので、この3ヶ月間をふり返ってみました。
その中で、2016年1月1日~3月31日までの3ヶ月間に始めた習慣のうち、今も楽しく続けられているおすすめの習慣をご紹介します。
以下の4つです。
- 1年前の今日をふり返る
- シールハック
- Googleフォト
- 毎朝10分間の座禅
1年前の今日をふり返る
その名の通り1年前の今日をふり返る、というものです。具体的には1年前に作成したEvernoteのノートを淡々と読み返します。
毎日平均7分程度の投下時間に対して、得られる成果が極めてジューシーなのが無理なく楽しく続けられている要因だと考えています。
すっかり忘れていたネタや「いつか見よう」と思ってクリップした記事にきちんと再会できるのが本当にうれしく、「クリップしておいれくれてありがとう、自分!」と毎日感謝しています。
そして、この習慣を続ける限りは1年後の今日にまた再会できるという期待がさらに継続を後押ししてくれます。
» 「1年前の今日のこの時間は何をしていたのか?」を知ると、次の一歩が見えてくる
シールハック
これまた毎日感謝しています。カワイタクヤさん、ありがとうございます!
» 「シールハック」でUSBケーブルの裏表を二度と間違えない!
Googleフォト
今年に入ってからのアイキャッチ画像はすべてGoogleフォトで検索して見つけ出したものです。
これまではただ溜め込むだけの“ブラックホール”だったクラウドが、打てば響く(かもしれない)宝の箱に変わりました。撮った写真がいつの日か意外な形で日の目を見る、という楽しみができました。写真を撮るのがいっそう楽しくなりました。
» Googleフォトに蓄積したイメージは検索で蘇りアイデアに変わる
検索する際に「あのソファの写真が欲しい」というおぼろげに記憶に残っている特定の写真を想像しつつ、検索結果を見てみると、その写真が見つかるのはもちろん(この段階でもけっこううれしい)、すっかり忘れていた別のソファの写真にも再会できます(セレンディピティでテンションがさらにアップ)。
たった1枚の写真を目にするだけで、その時の情景がパッと目に浮かび、次いでその写真を撮ったときの気持ちや状況が一瞬にして蘇り、とても豊かな気分になります。つまり、浸れるわけです。
さらに、まったく異なる時空で撮られた写真たちが一つのキーワードを軸に一箇所に並ぶことで、そこに新たな「絵」が生まれます。
自分が体験したものであるという共通点があることで、その「絵」にはキーワードとは別に“自分軸”も含まれるために、新しさの中にも懐かしさを覚え、不思議な親近感を覚えます。
『仕事は楽しいかね?』の中でマックス老人は「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ」と言っていますが、この「絵」はまさにアイデアというものを具現化したイメージそのものといえます。
毎朝10分間の座禅
3月14日にご紹介したばかりですが、その後も毎朝楽しく続けられています。すっかり習慣になり、わずか10分ながら静寂の中で時間が止まるような感覚を味わいながら、普段はたどり着けない記憶の“路地裏”に迷い込みつつ、すっかり忘れていたあれこれを発掘しています。
最初はこの10分間が惜しいと考えていましたが、むしろこの10分間がその日の豊かさを作り出す起点になっているように感じています。
日によってパターンが変わります。
最初からトップスピードで「いつかやりたいこと」についての構想に没頭する日もあれば、その日一日のシミュレーションが、まるで映画の予告編のように流れ始め、随所で自分がその時に味わうであろう感情が“プレビュー”でき、「あぁ~、ここはもっとこういう感情にしておきたいね」などと“演出指導”が入ったりします。
ちょうど脳内でその日一日のリハーサルが行われている感じ。実際にその“シーン”になると「あ、これはリハーサルどおりの展開だ!」と感じることがあり、落ち着いて対応できたりしておもしろいです。
あるいは、座禅に入るなり「そういえば、あれはどうなったっけ?」などと誰かから(おそらく自分からなのでしょうが)問いかけられ、それについて考え始めると、「これと関連してるんじゃないの?」という別の誰か(おそらく自分なのでしょうが)のコメントが差し挟まれ、どんどん思考が進んで、「じゃぁ、こういう感じで書いてみると良さそうだね」というまた別の誰か(おそらく…以下略)の仕切りが入る、一人脳内編集会議状態。
10分などあっという間で、目を開けると、もう、それについて書いたり話したりしたくて仕方がなくなっています。
まとめ
ほかにもいろいろありますが、主だったところはこれくらいです。
今回この3ヶ月のふり返りをするうえで役に立ったのがEvernoteの以下の仕組みです。
詳しくは以下の記事をどうぞ。
» 「新しく始めたこと」を素速くレビューするためのEvernoteを使った仕組み
習慣は増やし続けると、必ず“決壊”するので、全体を見ながら適宜調節していく必要がありますね。
つまりはリバランスです。
» 良い習慣は長期投資に似ているかもしれない、リバランスをしないと損をする
4月9日(土) 記録をもとにリピートタスクを最適化する
『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?』(佐々木正悟・著)の内容をベースに、タスクシュート時間術、すなわち仕事を予定どおりに終わらせるための時間管理の考え方とツールを駆使した具体的な方法をお伝えします。
今回のテーマは、
-記録をもとにリピートタスクを最適化する
です。
タスクシュート(TaskChute・たすくまの総称)の根幹を成す要素の1つであるリピートタスクについて掘り下げます。
リピートタスク、すなわち繰り返し行うタスクは、繰り返し行うがゆえに一週間、一ヶ月といったスパンで見たときに相対的に大きな時間を占有することになります。
言い換えれば、リピートタスクにかける時間を最適化することで、それ以外の活動に使える時間を増やすことができるのです。
やりたいことや好きなことに思う存分時間を使うためには、それらに心おきなく没頭しても支障が出ないような「備え」が欠かせません。その「備え」を淡々と積み上げるうえで主役となるのがリピートタスクです。
リピートタスクが充実するほどに、時間活用の精度がアップします。野球でいえばバッドの芯でボールをとらえられるようになるイメージです。
- 一日のスケジュール調整に時間がかかって困っている方
- 増えすぎたリピートタスクを見直したいとお考えの方
- 限られた時間をもっと有意義に活用したいとお考えの方
好評いただいている個別相談の時間もご用意していますので、知識としては理解できているとは思うものの、なかなか実践に結びつけられず苦戦している、という方は、ぜひこの機会にブースターとしてご活用ください。
本日時点で、残り3席ですので、ご検討中の方はお早めに。
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