46歳男性行員が1億円超着服
福岡中央銀行、告訴へ
2016/4/5 18:02
福岡中央銀行(福岡市)は5日、男性行員(46)が顧客の定期預金など1億694万円を着服したと発表した。行内規則に違反し副業としてスポーツジムや健康食品販売店を経営。開業費用や運転資金のために着服したと話しているという。
福岡中央銀は福岡県警に通報しており、告訴の準備を進める。管理責任で経営陣を含めた関係者の処分も検討する。
同行によると、男性行員は2006年3月から昨年9月までの9年半にかけ、勤務していた県内の3支店と1出張所で、顧客から預金やローンの返済資金として預かった現金を着服した。偽造した定期預金証書や領収書を顧客に渡していた。