こんばんは、ヤマネコです。
ここ数年、「使い捨てるもの」をできるだけ減らす暮らしを心がけています。ただ最近、一度やめた「使い捨て商品」を改めて持つことにしました。
「使い捨て」を減らす試み
使い捨てを減らしたい理由は色々あります。ストックを減らしたい、ゴミを減らしたい、それに伴うコストを削りたい…などなど。そして「環境のため」という気持ちもあって、徐々に使い捨てない道具へと切り替えてきました。
ただ最近、それにジレンマを感じ始めたのが、コーヒーフィルターです。
使い捨てないコーヒーフィルター
使い捨てないコーヒーフィルターは、今持っているものが二代目。当初は不織布のものを使っていたのですが、二年ほど前にステンレス製フィルターへと買い替えました。
使いまわすために「その都度洗う」という手間があったのですが、ゴミを減らしている満足感のほうが大きいと感じていました。
使い捨てないフィルターのデメリット
ただフィルターを洗う時、どうしても細かい豆の粉末が排水されてしまうのです。
紅茶の茶葉は気にならないし(大きめなので捨てやすい)、粉くらいはいいだろうと思うようにしていました。
以前は「ステンレスシンク+深型排水カゴ」だったので、流れていく粉まで見えなかったのも「仕方ない」と思えていた理由のひとつ。でも今は明らかに目視できます。
細かい目のカゴからもすり抜けて、パイプへと落ちていくのがハッキリ。
もともと油を流さないように、使う洗剤も選んで、汚れは事前に拭き取るように…と色々気にしているのに、コーヒーの粉は当たり前のように排水し続けるというのが、とうとう我慢できなくなりました。
紙フィルターを復活
色々考えた結果、紙フィルターを再度使い始めることに。
結果、ゴミは増えました。
でも排水を汚す要因は減ったと思います。
環境のために?
使い捨てを減らすことは、ゴミを減らすことでもあり、めぐりめぐって環境のためになることはある、と信じています。ただ、何かしら「しわ寄せ」に気づきます。
使い捨てない道具の多くは、大抵「洗う」などの管理が必要。そのために水を大量に必要としたり、排水を汚す場合もあって、どこかで妥協しなければいけない。結局それはいいことなのかな?と。
よく一人でぐるぐると考えていますが、いつだって正解には辿り着きません。でも何かしら行動するためには、自分なりに「今出せる結論」が必要で、今回はそれが使い捨てを復活させることでした。
この課題とは、これからも長く付き合っていくことになりそうです。
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