04月04日 18時54分
先月、札幌市議会の本会議で、安全保障関連法の廃止を求める意見書案について賛成討論を行っていた共産党の議員に対し、自民党の議員が「精神鑑定を受けたほうがいいんじゃないのか」と発言したことについて4日、自民党が会派として謝罪しました。
先月29日、札幌市議会の本会議で共産党の小形香織議員が安全保障関連法の廃止を求める意見書案について賛成討論を行っていたところ、自民党の勝木勇人議員が、「精神鑑定を受けたほうがいいんじゃないのか」とやじを飛ばし、共産党が抗議していました。
これについて、共産党議員団の坂本きょう子団長と自民党議員会の三上洋右会長が4日、会談し、三上会長が会派として謝罪したということです。
このあと三上会長は記者団に対し「市民の皆さんにも多大な影響を与える発言で、不快な思いをしたすべての皆さんに深くおわび申し上げたい」と述べました。
また勝木議員は記者団に対し「小形議員が感情的な雰囲気の討論をしていて頭に浮かんだことばを言ってしまった。正当化できるものではなく、申し訳なく思う」と述べました。
自民党は勝木議員の処分を検討しているということです。
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