【ヲタカルインタビュー】
4月から放送を開始するTVアニメ「迷家-マヨイガ-」アニメ業界の先頭を突っ走るヒットメーカーによる奇跡のコラボレーションプロジェクトが始動!【拡大】
4月から放送を開始するTVアニメ「迷家-マヨイガ-」。監督に「ガールズ&パンツァー」の水島努さん、脚本は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の岡田麿里さんの2大ヒットメーカーを起用、アニメーション制作に「艦隊これくしょん-艦これ-」のディオメディアがタッグを組んだオリジナルアニメとして話題の同作品だが、作品を盛り上げるためクラウドファンディングによる支援者を募集するという、いままでにない手法を取ったことでも注目を集めている。
ヲタカルでは、この新たな試みの仕掛け人であるポニーキャニオン・プロデューサー石黒達也さん、ディオメディア代表取締役・小原充さん、クラウドファンディング「Makuake」を運営するサイバーエージェント・クラウドファンディング社長・中山亮太郎さんにクラウドファンディングを仕掛ける理由や、これからのアニメ制作とファンの関わり方などを聞いてみた。
-- テレビ放送が決っているアニメをクラウドファンディングで盛り上げるのは、はじめての試みだと思うのですが、どのような経緯でこういう試みをしようと考えられたのですか。
石黒 製作委員会を組成しているさなかに、委員会のパートナーの毎日放送さんのプロデューサーから今こういう面白いクラウドファンディングをやっている方がいて、今回せっかくオリジナルのアニメーションなので、おもしろく組み込んでみたらどうだろうかという誘いを受けまして、で、ご担当をご紹介いただき、トントンと話が進んだというところです。
-- では、制作は決まっているところで、それにクラウドファンディングを絡ませようという感じだったですね。
石黒 そうですね。製作委員会としての資金集めとは別の話ですね。
-- もう制作が決まっているところで、それにクラウドファンディングをからませようというか感じだったんですね。
石黒 放送局を決めるタイミングでいろいろ調整をしているさなかで、毎日放送さんから、どうでしょう、こんなもしろい仕掛けできないでしょうかというところで、作品の展開にどう組み込もうかという模索がはじまったという感じです。
-- いろいろな企画がある中でクラウドファンディングをするにあたって、「迷家」を選ばれた理由は何かあるのですか。