債務整理にはどういうものがあるの?

借金の整理に仕方について

借金について悩んでいる人は多いですが、自分の借金をきちんと管理出来ていない人も多いです。

 

「お金が足りないから借りる」→「月々返済する」よくあるお金の借り方ではありますが、ここから多重債務への道は始まっているのです。

 

消費者金融などからお金を借りると限度額というものが決められますよね。「いくらまではお金を貸しますよ」という金額です。

 

本来借りる必要のないお金なのに、具体的な金額を提示されてしまうと、「この額までなら使えるんだ!」と思ってしまう人も少なくありません。

 

クレジットカードのキャッシング枠も同じですね。

 

しかも月々の支払額はそれほど変わることもなく、好きな時にお金を使うことが出来ます。

 

こうしていつの間にか、収入には合わない額の借金を抱えるようになってしまうのです。

 

さらに借金がかさむと、毎月の支払いは利息の返済で消えていってしまうようになってしまいます。

 

元金は減りませんので、新たに借り入れることも出来ず、つい他の貸金業者から借金をしてしまうようになるのです。

 

自分で返済するのが困難になってしまった場合、借金を整理する必要があります。

 

もちろん複数の借金があるのならばなおさらです。

 

借金の整理をすることを「債務整理」といいます。
法律を利用して借金を整理する方法がいくつかありますので覚えておきましょう。

 

任意整理

たいていは弁護士や司法書士などの専門家に依頼し、業者との交渉をしてもらいます。
複数の借金を1社にまとめたり、過払い金を取り戻したりして返済出来る程度の借金に整理します。

 

特定調停

裁判所が仲介して借金の整理を行います。
減額された借金は必ず返済することが大前提となります。

 

個人再生

住宅などの資産を残したまま借金の免除をしてもらいます。
その後減らした借金を返済しなければなりません。

 

・自己破産

自力で返済することが不可能になった場合、全ての借金を免除してもらいます。
財産は差し押さえられますし、その後の職業に制限があったりします。

 

自分にあった債務整理を

借金の整理=債務整理にはいくつかの方法がありますが、人それぞれの条件によって最適な方法は違ってきます。

 

特に法律に詳しくないのであれば、専門家に相談するのが一番です。近頃は借金問題に強い法律家が沢山います。

 

すなわち、それだけ多くの人が専門家によって借金の整理をしているということです。

 

無理な返済が続いているのであれば、法律を利用して借金を整理することは誰にでも与えられている権利です。

 

毎日お金のことしか考えられなくなっていませんか?

 

借金問題は比較的に簡単に解決することの出来る悩みなのです。

 

 

 


このページの先頭へ戻る