今永、プロ初勝利へ“ウン”が味方？　練習中に犬のフン踏んじゃった

　プロ初勝利へウンがついた！？　５日の中日戦（ナゴヤドーム）に先発するＤｅＮＡのドラフト１位左腕、今永昇太投手（２２）が４日、ナゴヤ球場で調整した。途中、外野をランニング中に犬のフンを踏むアクシデント。汚臭に顔をしかめながら「勝って笑い話にしてやりますよ。そういうの得意なんです」と必死に気持ちを切り替えた。

　竜打線とは３月１６日のオープン戦、今回と同じナゴヤドームで顔を合わせ、５イニングを７安打３失点。実戦４試合目でプロ初失点を喫した上に“初黒星”までつけられた。

　とくに駒大の先輩に当たる１番大島に２安打１死球と全打席出塁を許し、２得点された。２番荒木にも２安打。「それが中日の得点パターン。何でもできる１、２番に何もさせないようにしないと」。好調ビシエドの前を打つ打者に最大級の注意を払う。

　チームが２連敗中という状況はプロ初登板した３月２９日と同じ。「一番念頭にあるのは自分が連敗を止めたいという思い。なんとか良い結果を残したい」。ウンも味方につけ、プロ初勝利をつかみ取る。（小林孝一郎）