[北京 4日 ロイター] - 中国紙チャイナ・デーリーは4日、先週ワシントンで行われた米中首脳会談により、南シナ海の領有権をめぐる緊張が和らいだとする中国の王毅外相の発言を伝えた。
同紙によると、外相は、中国の他にブルネイやマレーシア、フィリピン、ベトナム、台湾が領有権を主張する南シナ海の問題について「米国側はいかなる国にも味方しないと表明しているため、中国と米国の関係にとってこの件は問題ではない」と発言。両国の関係は11月に米国で次期大統領が選ばれた後も滞りなく発展し続ける、との見方を示した。
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