日経平均株価 1万6000円割り込む

日経平均株価 1万6000円割り込む
5日の東京株式市場は、外国為替市場で円高ドル安が進んでいることを受けて、輸出関連の銘柄をはじめ全面安の展開となり、日経平均株価は300円以上値下がりし、取り引き時間中としておよそ1か月ぶりに1万6000円を割り込みました。
日経平均株価、午前の終値は、4日より、353円46銭安い、1万5769円81銭。
東証株価指数=トピックスは、30.33下がって、1272.38となっています。
午前の出来高は10億8551万株でした。
市場関係者は「原油の先物価格が下落したことなどを受けて、リスクを避けようと比較的安全な資産とされる円を買う動きが強まって円高ドル安が進み、東京市場でも取り引き開始直後から自動車などの輸出関連の銘柄に売り注文が先行した。さらに、原油安を受けてエネルギー関連の銘柄の売り注文も次第に増え、全面安の展開となっている」と話しています。