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 今夏の参議院選挙から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることを前に、朝日新聞社はこの夏18歳、19歳になる人3千人を対象に郵送世論調査を実施、全国から2千超の回答を得て、政治などへの思いを探った。

 政治や社会問題についての情報源について複数回答で聞くと、「テレビ」が86%と最も多く、「ネットのサイトやSNS」が58%と続いた。次いで「新聞」の28%、「学校の授業や先生」の26%などとなった。

 ここで選んでもらった情報源のうち、一番信頼しているものを選んでもらうと、「テレビ」が52%と最も多かった。「新聞」は9%。情報源として2位の「ネットのサイトやSNS」は、ここでは8%にとどまった。「学校の授業や先生」は7%だった。

 スマートフォンやパソコンなどでインターネットを使う時間は、「毎日1時間程度」と答えた人が最も多く、23%。LINEやFacebook、TwitterなどのSNSを使う時間についても尋ねると、「毎日1時間程度」が33%で最も多かった。

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 6日には「政治全体の印象」や「政治や社会問題について、どの程度まで行動したいと思うか」について聞いた結果などを紹介します。調査結果は近日中に朝日新聞の紙面とデジタル版で詳報します。

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 〈調査方法〉 今年の7月1日現在で18、19歳になる人を全国で3千人選び、郵送法で実施した。対象者の選び方は層化無作為2段抽出法。全国の縮図になるように337の地点を選び、各地点の住民基本台帳から対象者を選んだ。2月24日に調査票を発送し、4月1日までに届いた返送総数は2113。無記入の多いものや対象者以外の人が回答したと明記されたものを除いた有効回答は2109で、回収率は70%。

 有効回答の男女比は男49%、女50%、無記入1%。18歳は52%、19歳47%、無記入1%。

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