バイト悩み相談:お客様から連絡先を執拗に聞かれて困ります

【相談内容】
私は名古屋市内の居酒屋でアルバイトをしています。アルバイトを始めた当初からよく見かける男性のお客様がいらっしゃるのですが、最近そのお客様から連絡先を聞かれるようになりました。大切なお客様とはいえ個人的な付き合いはしたくないので、今までやんわりとお断りしてきたのですが、会うたびに執拗に聞かれるようになり困っています。どうしたらいいのでしょうか。
【相談への回答】
連絡先を聞かれると対応のしかたに困りますし、個人的なことなので何度も執拗に聞かれると怖くなってしまいますよね。連絡先を聞かれたとき、どうすべきかのポイントと具体的な対処法を回答します!

<ポイント>個人的に関わりたくないなら、連絡先は教えない
あまりにもしつこいと、「このやり取り面倒だから、一旦連絡先は教えてしまってもし本当に連絡がきたらその後のことはまた考えよう…」と思ってしまうこともあると思います。
しかし、執拗に連絡先を聞いておいて、教えてもらっても連絡しないということはまずありえません。連絡先を教えることで、「個人的なやり取りOK」を意味することになってしまうので、連絡がきた後のほうが対応が大変になるのは想像がつきますよね。個人的な関係になりたくないのであれば、軽い気持ちで連絡先を教えることはしないようにしましょう。
以下、具体的な対処法を3つご提案します。
対処法① 「お店の規則なので」と言って断る

最も断りやすい方法は、「お店の規則・お店の方針」という言葉を使うことです。困ったお客さんとはいえ、相談者さんの言うようにお店にとっては大切なお客様のひとりですから、失礼な態度で「いやです」などと断ってしまうとお店の評判に影響が出てしまうかもしれません。「お気持ちは嬉しいのですが」という言葉を添えたりして、「申し訳ございませんが、お店の規則で教えてはいけないことになっています。」などと言って断りましょう。そのお客さんが相談者さんに好意のある人ならば、お店の規則を破らせてまで連絡先を教えてもらおうとは思わないはずです。
しかし、中にはそれでも教えてもらおうとする人もいますよね。そんなときは、「お店の方針のことなので、店長と相談してきます」と言って一旦その場をはなれたり、あまりにしつこいときは実際に店長や上司の方に対応してもらったりするのも一つの手です。
対処法② 「彼氏がいるので」と言って断る

執拗に連絡先を聞いてくるお客さんは、自分に恋愛感情を抱いていたり、異性として興味があるという場合がほとんどです。会話の中で明らかにそれが分かるときは、「彼氏がいるのでお教えできません」と断ってもいいでしょう。お客さんの目的が、相談者さんと異性としてお付き合いすることなのであれば、「お店の規則」など事務的な理由で断るよりも有効的かもしれません。
実際には今付き合っている人がいなくても、お客さんが知っていることではないので「彼氏がいる」と言ってしまって大丈夫です。うそをつくのは後ろめたいと思ってしまうかも知れませんが、しつこいお客さんに対応するための手段として考えましょう。
また、会話の中でそのようなお客さんに彼氏がいるかなど聞かれたときは、実際にはいなくても「いません」とは答えないほうが良いかもしれません。
対処法③ 冗談で受け流し続ける、または話題を変える

もし質問者さんのバイト先が居酒屋やバーなどお酒が飲めて楽しい雰囲気のお店であれば、そのお客さんは質問者さんとの会話を楽しんでいるだけで、実際に連絡先を聞きたいとは思っていないという可能性もあります。そんな雰囲気が感じられるときは、「そういうの、店長が厳しいんですよ~」「考えておきますね~」など、冗談交じりに答えてスルーしましょう。あいまいな返事を続けているとどんどんしつこくなるときもありますが、そんなときは自ら話題を変えてしまうのも一つの方法です。
このとき、恋愛話や趣味の話などをしてしまうとまた連絡先の話になりかねないので注意が必要です。「ご注文はもうよろしいですか?今この○○がおすすめですよ!」「あ、グラスが空きかけてますけど、ドリンク何か注文されますか?」など、個人的な話ではなくお店の話をするといいでしょう。連絡先が本当の目的ではない場合、そのうちに連絡先が聞かれることはなくなるかもしれません。
個人的なことなので、先輩や上司には相談しにくいかもしれませんが、あまりにしつこくて困っているときは相談するようにしましょう。一人では解決できそうにない問題ならば、抱え込まずに先輩や上司に対応してもらうようにしましょうね。
こちらの記事もおすすめ
バイト面接で役立つ業種別志望動機・居酒屋編
居酒屋バイトって楽しい?名古屋金山で働くスタッフに聞いた【飲食】
名古屋の大学生のバイト事情:栄の居酒屋勤務【飲食店】